直近では、去年の3月にアップさせていただきましたので1年半ぶりになります。
「カリグラフィー用 ダンボール製傾斜台」
新規で写メってないので、前回同様の本体写真になるのと、内容も重複するところが多々ありますが、あらためてのご紹介です。
今回も、2回に分けてアップさせていただきます。
2016年の7月に、急遽、カリグラフィーの講師をさせていただくことになりました。
元々、「講師」という立場からは遠く離れて敬遠までしてたんですが(逃げてました…笑)、なにかとお世話になった方からのご紹介でもあり、お受けさせていただくことに。
で、すぐに考えたのは、どうせやるからには、来ていただく方々には「机・テーブルにフラットに用紙を置いて」という形ではなくて、傾斜台を使っていただきたいな…ということでした。
ただ、傾斜台といっても、市販のものは木製でしかもお安くはありません。
今は、6000円前後ではないかな…
それで考えたのが、ダンボールで自作してみようということ。
たまたま勤務先に、そこそこの大きさで割と状態のいいダンボールをたくさん、自分で取り置きしてたんです。
(すぐに捨てられないタイプ…笑)
まずは、それを使って作成した「初号機」がこちら。


サイズ的に小さいので、A3サイズのクリップボードを置いて使う感じになります。
これを少し大きくして改良したのが ↓ の「2号機」です。
写メ、暗くてわかりにくくて、すいませんm(_ _)m

ところで、工藤には、「ダンボール什器」といえば「この人」という盟友がいます。
川西にある「芳川紙業株式会社」の須川栄司さんがその人。
経緯の詳細は省きますが、その須川さんと何度もやりとりして、一つの製品として「ダンボール製傾斜台」を試作・作成していただきました。

さすがはプロですね。
↑ 折り畳み式です。
工藤作成のものは、バラバラの3つのパーツでできてましたが、こちらは一体型としての傾斜台です。

↑ こうなります^^

↑ 傾斜角度は角度は3段階仕様。
ただ、ダンボールなので、表面に「波波」がありますよね。
それへの対応で…

↑ 白いコートボール紙、つまりは厚紙を付けてもらいました。
↓ これが、完成の図。

1年ほどしてから、バージョンがアップしまして…

↑ 部品が一つ追加となりました。
↓ こうなります^^


カッパープレート体に対応です。
なかなかのスグレモノで、大きくパーっとっ需要があるわけではありませんが、地を這うようにじわじわと注文が継続しているようです。
当初は、関東より関西の方が求められるんでは?…と話してたんですが、実際は逆で、関東からの問い合わせ・発注の方がかなり多いんです。
使用用途も、カリグラフィーに限らず、ペン画教室であるとか、切り絵の作業用、レタリング等々、使っていただいている方々からは、喜ばれている様子。
カリグラフィーを学んでいる方々からも、木製のものは重すぎて持ち運びが大変だったのが、ダンボール製傾斜台を使うようになってから、腕・肩が楽になりました等の感想も寄せられたりしています。
強度のことを心配される方が結構おられるんですが、自分も5年近く使っていますが、特に問題もなく、破損することもなく使えています。
・サイズは…折りたたみ状態で、450×400×15(mm)
・重さは約330g
・現在のお値段は、一台700円(税別)*価格は予告なく変更する場合があります。
・宅配発送の場合、梱包費として100円(税別)と送料がかかります。
☆送料の目安は、1200円〜くらいだと思われますが、複数で購入されて、送料を人数割をされるといいかもです。
工藤はそうしてます。(ちなみに、定価で購入しております^^)
ご注文の際に、須川さんが見積もりをしてくれます。
お問い合わせ・ご注文は、「芳川紙業株式会社」の須川栄司さん まで。
e-mail : sugawa★e-yoshikawa.co.jp (お手数ですが、★を@に変更してくださいね)
なお、一応の規定標準サイズは上記にようになりますが、須川さんからは、「それ以外のサイズ(例えば…600×450mm)でもご相談ください」とのことです。
工藤の方でも、お問い合わせ、お受けできます。
拙ブログの右上のアイコンのすぐ下にある、「メールを送信」から入っていただき、メールをいただければと思います。
この項、続きます。
次回は、ダンボール傾斜台用 専用ボックスについて。
明日か明後日には^^
最近のコメント