ことばのちから

2025年2月 3日 (月)

ネルソン・マンデラさんの言葉

ネルソン・マンデラさんといえば、幾つもの力強い言葉で、南アだけでなく、世界中に「勇気」と「希望」と「おおいなる夢」を抱いて生きていくきっかけを創ってくれた方と思ってます。

先日は、ニーチェの難しい言葉を書きましたが、今日というか、さっき書いたマンデラさんのこの言葉は、自分の中では「セット」にして出したものになります。

The greatest glory in living lies not in never falling, but in rising every time we fall.

生きる上で最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。転ぶたびに起き上がり続けることにある。

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工藤は転んでばっかりですが・・・笑
でも、その度になんとか起き上がって、前進前進です。

そうなれるまでには、かなり時間がかかりましたけどね。

考え方一つになんでしょうが、転ばない限り起き上がり方はわからないわけで、そういう意味では、「転ぶ」っていう体験はめっちゃ大切で貴重なことだと思うんですよ。

まさに「人生の糧」。

流石に転んでばっかりってのはアカンと思いますが、転ぶことで、転んだ時の痛さを感じ、痛みに耐えることを覚え、次に転ばないようにするにはどうしたらいいかを自分の頭で考えることもでき、そしてまた、誰かが転んだ時に、その人の痛みとか辛さを同苦することもできるかもしれません。

そこには「連帯」ができる。

三密回避とかソーシャルなんたらとか、アクリル板で衝立とか、実は全く根拠も何もなかったことがわかってきてますが、それって、誰かに寄り添って、痛みを分かち合って立ち上がる手助けをして、笑顔で手を取り合って元気にまた歩いていこう!って思えるせっかくの大切な場を削いできただけだと思うんです。

そんな環境にあると、「分断」なんてことがすぐに起きてしまう。

そして、それが「彼ら」の狙いの一つ。

もういい加減、おかしなことに気付いて、自分の頭でしっかり考えて、事実を突き詰めることに、一日のほんの少しでもいいから割いていくことをしていかないと、何もかもが手遅れになってしまいます。

目を逸らして考えないようにしていればいるほど、何もかもが詰まれてしまって、気付いた時には・・・終了です。

この国は、今、そのベクトルまっしぐらですよ。

自分の頭で考えて、自分の頭で見極めて、間違えたらすぐに軌道修正をして、自分の歩む道を自分で模索していくしかないです。
4月から、この国は次のフェーズに入ります。
また、同じことを上書きして繰り返しつつ、騒ぎの陰で別のフェーズを畳み掛けてくる。

国が終わるって、幻想でもなんでもありません。

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2025年2月 2日 (日)

ニーチェの言葉とカリグラフィー都島教室@Kアトリエ

もう2月ですね。
ひと月過ぎるのが早すぎます。

仕事は相も変わらずかなりハードで、先月のひどい時は、社内に「8人」くらい居てはりました。
こういう時、取り違えってことが他社で過去にあったので、ほんと要注意なんです。

新年明けての2025年最初の月は、2回も体調を崩してしまいました。
が、日頃から日々13000〜15000歩くらいは歩いていますので、その分の基礎体力があるのか、思ったより回復が早かったので、仕事に穴をあけることも無くこれてます。

やっぱり、歩くってことは大切。

アメリカはMAGAのトランプさんが大統領に無事に就任されましたね。
常に暗殺の危険と隣り合わせでもあるので、少なからず心悩ませて心配をしてました。
トランプ大統領については、かなり書きたいこと、コメントしたいことはありますが、それは別ブログでするかも?^^;(「かも」です。どうするかわからへん。何より時間があらへん…^^;)

 

ということで、今月の初書きになります。

 

ニーチェの中でも特に好きな言葉から。
記憶力の悪い工藤ですが、これは暗記してます^^


Friedrich Wilhelm Nietzsche

Stupid habits, petty things, coarse and mean things fill every corner of the world, create an oppressive atmosphere on the earth, hang over and enshroud all those who are great, placing themselves squarely in the path that the great man must travel to reach immortality, blocking his way, deceiving him, taking away his breath, choking him.

 

「鈍重な習慣が、卑小なものと低劣なものが世界の隅々を満たし、重苦しい地上の空気としてすべての偉大なものを取り巻いてたちこめ、偉大なものが不死に向かって行くべき道の行くてに立ちふさがって、妨害し、たぶらかし、息をつまらせ、むせかえらせる」

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xハイト:3mm
朱墨
101

一発書きです。

人にはそれぞれ得て不得手がありますが、工藤は文字はゴニョゴニョで(笑)その辺はしっかり自覚もしてますが、一発書きのレイアウトはなんというのか、書く前に文章見たらある程度は見えてくるっていうところがあります。
これだけはちょっと「えっへん」できるかも。爆

とりあえず、今月もカリ投稿できたことに安堵しつつ(笑)、この一ヶ月も全力掛けて突き進みたいと思います。

 

今日は、カリグラフィー都島教室@日本リボンローズ協会Kアトリエでした。

終わってから新年ランチ会を予定してて、お馴染みになってきたアジアンへ行く予定でしたが、なんと…お休みってことが判明し、急遽、桜宮にある「ベトナムのサンドイッチ専門店BanhMiWin」へ。

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めちゃくちゃ美味しかったですよ。
パクチーも入ってました^^(これが無いとアカン人ですねん)

それに、コースターが可愛かったので、写メっておきました。

ベトナムといえば、facebookではかなりの数の「友人」がいてます。
あの国も、意外に思われる方が多いんですが、カリグラフィーが盛んです。
Daoくんていう、超有名になったカリグラファーさんもいてます。

好きなんですよね、ベトナム。
しかし・・・・・・ベトナム語は難しすぎる・・・・・・

そういえば、そのfacebookの友達の中に詩を書いているベトナムの女の子がいて、工藤にカリで書いてほしって、自分の書いた「母」っていう詩を送ってきてくれたことがあります。
長いので(^^;; 今すぐはできへんで〜とは伝えてありますが、混迷の日々になってしまう前に、書いておいてあげないとな。
もちろん、全文、ちゃんと保存してますので^^

 

寒い日が続いてます。

体調にはくれぐれもお気を付けてです。

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2025年1月29日 (水)

桜さん

仕事の方は、変わりなく忙しく・・・

これ…っていうか、このヤバさ、ほんとに何も気づかないんでしょうかね?^^;
まじでヤバイですよ。

基本、社内裏方仕事に勤しんでいる工藤ですが、忙しくなってくると現場に出ることになります。
自分としては、絶対現場の方が好きで^^
どうしても、社内でってことになると、同じ殺風景な場面場面しかないですからね。

外に出ていくと、当然、毎回ほとんど違うところに行くわけなので、気分転換にもなるし、いろんなホッとする出会いも持つことができます。

それが、チョウチョや虫さんとか、木であったり、花たちであったり。

先日は、池田と豊中へ。

その豊中で・・・

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めちゃくちゃ寒い日でしたが、一足早く、桜さんが咲いてくれてました。

仕事のことは、ちょっと横に置いておいて、写メ撮りタイムになってました。笑

特に2021年以降、毎年思っていることなんですが、「来年も、ちゃんと桜が観れるんやろか?」って考えてしまいます。
といっても、なんか変な悲壮感をもって…ってことではなくて、「今年の桜は今年しか観れない」っていうことと、流されていく「時代」の変化を観ていると、そう思わざるを得ないっていうか。

だからこそになりますが、今を、今日を、大事にしていかんとって思います。

明日のことなんか、わからないわけですから。

でも、そこが人間・・・
ついつい、日常のことどもに巻き込まれて、気持ちもゆるゆるになってしまう。
2025年のテーマを「克己」ってことにしたのも、自分の弱さがわかっているから。

水木しげるさんの言葉に、

「自分の中にある
 自分を進ませまいとするものに
 一分でも一秒でも
 心を許してはならぬ」

ってのがあるんですが、どれだけ流されていても、この言葉は胸の土台に置いておきたいです。

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2025年1月 7日 (火)

ことばのちから。。。(10)

めっちゃくちゃ久しぶりの「ことばのちから」シリーズです。笑

前回(9)が、2012年らしい。^^;
記憶にありません。

ちょうど(10)ってことでもあるので、復活させてみようかと思います。

過去ログ、チェックしませんので、重複があるかもしれませんが、それはそれで、自分の選んだことばたちなので、いいかなと思ってます。

ベクトル的には、「自分自身への追い風」になるような文章がメインです。笑

 

【パブロ・カザルス】
けっして人生を見くびるな、けっして人生から取り残されるな。

【ヴァインスベルクの女たち】
人間はともすると、自らの経験のみからものを見、判断しようとする。
自分の経験しない世界やほかの見方への配慮と思いやりを失ったとき、それは偏見となり差別となって、歴史の中に限りない構想を生んできた。

この、「ヴァインスベルクの女たち」ってご存知でしょうか?
1140年の神聖ローマ帝国の国王コンラート3世ってのがいまして、権力闘争の中で彼を支持しなかったヴァインスベルクの町を攻撃・包囲して勝利。
敗れた側の兵士たちの妻たちに、「女・子供に危害は加えないで町を出る」「肩に担いでいけるものを何でも持って行っていい」ってことにしたんですが、彼女たち、どうしたかというと、旦那を担いででて行ったんですよ。
すごくないですか?
大胆で豪胆で、やっぱり女性の方が肝は座っていると、こういう歴史を知ると、感じ入ってしまいます。

この歴史、絵画とかにもなっているみたいです。

【ラングストン・ヒューズ】
白い手も 黒い手も
褐色と黄色の手も
そして赤い粘土色の手も
みんな優しく
指で揺れるような曲を作ろう
そして 梅雨がおりるように 何の作為もなく
互いに触れ合いながら
音楽が奏でる
あの夜明けを迎えよう
その時、私は作曲家になり
アラバマの夜明けの曲を書こう

ヒューズは、アメリカの詩人・作家で「ハーレム・ルネサンス」の指導者と云われているとか(知りませんでした)。

【中国の箴言】
良言の一句は三冬にも暖かく、悪語の人を傷つくるは六月にも寒し

【プリヤンカ】暗殺されたラジブ・ガンジーの長女
善のために立ち上がる人は、どうしても、批判されるものです。
むしろ、批判されない人は、どこかおかしい人です。
結局、何もしていない人なのではないでしょうか。

悪人というのは、「善人がいる」ということが信じられません。
「正しいことをする人がいる」ことが信じられないのです。
自分が醜いから、人も醜く見えてしまうのです。
そういう人間から批判されるのは、むしろ名誉なことだと思います。


【ボルテール】

狂信者と無頼漢を圧伏せよ、つまらぬ熱弁、みすぼらしい詭弁、嘘八百の歴史、……数限りない不条理を撲滅せよ。
われらは心ある者を心なき者に服従させてはならぬ。
そうすれば、次の世代はその理性と自由とをわれらに感謝するであろう。

批評すると称して、論拠をあげるかわりに、烈しい侮辱や、無知や、悪意や、誤謬や、欺瞞をさらけだすものは、誠実な人々の嫌悪と軽蔑を招くだけだ。

【19世紀の韓国の思想家・丁若鏞(チョンヤギョン)】
考えながら学ばないことと、学んで考えないことは、その弊害が同じだ。


【ダンテ】

邪曲(じゃきょく)な政治の下にあっては善人は悪しき市民である。


【横光利一】

人はどうかして他人を軽蔑せずには生きていけない時が多分にある。
軽蔑した瞬間に顔面に現れる表情と云ふものはその人間の品性を最もよく表はすものだ。


【エミリー・ブロンテ】

危難や悲嘆や暗黒があたりをすべて取り巻こうと
何のことがあろう、
ただわたしたちの胸の内に
輝かしい 穢れなき空を抱き、
冬の日を知らぬ太陽の光線(ひかり)が
無数に入り交じり、温かくさえあれば

 

一応、これまで通り10本ってことにしておきます。
あちこち、文章(基本は本ですが)を読んでて気になったものをメモってます。
それなりに溜まっているので、これから、できるところまで、ちょくちょくと出していければと思ってます。

今回の中では、自分はエミリー・ブロンテの詩が一番好きかも。

エミリーの全詩集ってのも持ってます。
その中の一節になります。

 

昨日今日とかなり寒くなってますよね。
またぞろ、なんたらとかいう感染症の話題が、想定通り出てきてますね。
今回もコロ助同様、ワクワクどんどんプランに繋げていくんでしょうか。
もういい加減に、目覚めておかないと、人生潰されてしまいます。
しっかり調べていきましょう^^

今日は、ぶらっとケーキを食べてきました。笑

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そこそこ美味しんですよね、ここのん。
また行きます。

皆さま、今日もお疲れ様でした。

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2025年1月 6日 (月)

書き初め in 2025 と またまた稲葉喜美子さんのこと🎶

昨日、書いたつもりが・・・(^◇^;)

ここって、記事の保存ができないんですよ・・・
どうにかならんのかな、ココログ。

書き初めしました🖊️

ほんとは、1月2日にちゃんと書こうと思ってたんですが、突発的事情によりまして昨日になってしまいました。

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ヘレン・ケラーの言葉になります。

うつむいていてはだめ。
頭を上げて、まっすぐに世界を観るのです。(工藤 訳)

ほんとは、別の文章を書こうと思ってたんです。

ルソーの言葉。
でも、ちょっと年頭に書くにしては堅くて重いのでやめておきました。
また、折を見てと思ってます。

今年は、「乙巳」の年ってことがあるので、通年よりもカリも切り絵も踏ん張っていきたいと思ってます。

 

さて、昨日は「小寒」。
ほんとに寒かったですね。
でもって、今日は冷たい雨。

「冷たい雨」といえば、シンガーソングライターの下成佐登子さんの「」を思い出します。

冷たい雫が
また落ちてきました
忘れたはずの 思い出が
心の扉を揺らす

あれは まだ二人が
別れなど信じなかった頃
目の前にあるものは全て
美しく映っていた

センチですが…
今も忘れてなくて歌えます。^^;

でもって、シンガーソングライターといえば、稲葉喜美子さん。

元旦から「x」にてコメントいただいてしまって、めっちゃ喜んでいる工藤ですが、この方、ほんとに気さくな方で、あの後もちょこっとコメント入れてくださっているんです。

そういうわけで、youtube の稲葉喜美子さん関連を流すことも以前より断然増えて、今日も朝から流しっぱにしているんですが、やっぱりほんと、お声がいいな〜って感じる次第。

ずっと聴いてたい歌声🎶

特に特にでいえば、ブルースを歌えば完璧なんではないかと。
もちろん、スローナンバーも^^

昨日は、「電話」って曲のことを「x」に書かれてて、少しコメのやり取りをさせていただきました。

昔は、ダイヤル式の黒電話です。笑
それがモチーフになった一曲。

聴いているだけで、ものすごく優しい気持ちになれる不思議な歌。

ライブ、行きたかったな〜(ライブ音源のもいいですよ^^)

 

大晦日に花活けしたやつの紅梅が咲いてくれてました。
とてもいい香りです。

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今日は休み。
が。。。もうちょっとしたら会社へ行ってきます(^◇^;)

 

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2024年12月24日 (火)

稲葉喜美子さんの”メリークリスマス”

毎年毎年、この時期になると聴きたくなるのが…

シンガーソングライター稲葉喜美子さんの「メリークリスマス」🎶
 ↑  ↑  ↑

多分、何回かここでも書いたことがあると思います。

アメブロみたいに、リンク画像付けれたらいいんですが、ココログってほんま不便。

まさに「昭和」の庶民のメリクリソングです。
この曲を聴くと、いつも自分の子供の頃のことを思い出します。

2歳かそこらの時に、母親が出ていってしまい、自分は父親と二人で生活。
父は紳士服の誂えをしながら、まだまだ小さい自分を育ててくれました。

住んでたのが、神戸は福原のど真ん中のアパート。
2階建てで、廊下を挟んで左右に3畳一間の部屋がズラ〜〜〜〜っと並んでました。
住んでたのは、しがない学生さん(だいたいが同棲してはった♡)とか、近くのソープで働くおねえさんたち。

自分は小さかったので、みんなに可愛がってもらってたようです。

なので、この歌の歌詞を読むたびに、当時のうすらうすらの記憶を思い出すような感じですね。

歌詞データが無いので、文字起こしです。

 

子供の頃のクリスマスの夜は
ジングルベルとトンガリ帽子
安い酒に酔った父親も
その日だけは 優しかった

狭いアパートのテーブルに
絵本のような イチゴのケーキ
甘い色のロウソク立てて
吹き消した後の あかり 目の裏で揺れた

幸せなんてね 口にすると
どこかへ飛んでいってしまいそうで

メリークリスマス
メリークリスマス

破れガラスの向こうから

メリークリスマス
メリークリスマス

生まれてくれて ありがとう

 

うちの父親は高知出身なだけあって酒は強いんですが、大酒飲みではありません。笑
でも、当時の3畳一間のアパートは、窓ガラスも割れてはなかったですが、裸電球があるだけの暗い日の当たらない部屋で。

クリスマスにケーキを食べた記憶が全く無いので、それはなかったと思います。
なんとなく覚えているのは、あの長靴にお菓子がいっぱい入っとうやつがあるでしょ。
子供心にあれが欲しくて、でも云えなくて…っていうせつない(笑)記憶はあります。

 

二十歳を前にひとりになって
帰るとこなど もうどこにもない
大酒飲みの甲斐性無しは
今は冷たい石の下で眠る

テレビの中のジングルベルに
合わせて ひとり ミシンを踏めば
夢色した サテンドレスに
堪えきれなくて 落ちた涙の粒 揺れる

寂しいなんてね 口にすると
どこかで 誰かが泣き出すようで

メリークリスマス
メリークリスマス
破れガラスの向こうから

メリークリスマス
メリークリスマス
生まれてくれて ありがとう

不思議ね クリスマスの夜は
少しだけ優しい気持ちになる
これで何年の針子暮らし
見知らぬ人の過去を思い浮かべながら

メリークリスマス
メリークリスマス
生まれてくれて ありがとう

メリークリスマス
メリークリスマス

 

歌詞がいいだけではなくて、何よりも稲葉喜美子さんの声がめちゃくちゃにいい。
あ、もちろん、メロディも^^

初めて聴いたのが、1987年。
多分、FM大阪かな?と思うんですが、そこの何かの番組で紹介されてたのが「NO COMMNET」っていうアルバムで、その中の一曲が「メリークリスマス」。

他のナンバーもとてもいいです。

まあ、ともかく、この曲聴くと、福原時代の朧げに残っている記憶が蘇ってきます。

そうそう。
うちの父親は結構社交的で、誰とでも友達になるんです。
チンピラのあんちゃんとか、ソープの社長さんとか、あとおかまさん。もちろん、きれいなおねえさんたちとも。
自分は、怖いニイちゃんたちによく可愛がってもらったみたいです。^^;
ピクニックにも行ったんですよ、その怖いニイちゃんたちと。どう思います?
組長さんたちに怒られへんかったんでしょうか・・・

あの辺りに行く機会もそうそうないし、今はもうすっかり様変わりしていると思うし、でも、自分にとっては懐かしい大切な場所です。

そんなこんなで、今日はクリスマスイブですね。

みなさん、どんな一日やったんでしょうか。

工藤は。。。朝からデータ読みと論文読み(笑)、それに偉い政治家さんの寄稿文読みと、ずっと活字と格闘してます。
今、ブログが3つあるんですが、そのうちの一つもさっきアップしてきました。(探さないでください。笑)

ま、なんし、難しい時代です。
そして来年2025年は、この国が舞台で嵐の一年になるとか。

覚悟決めていきたいと思ってます。

今日のところはこの辺で。

Merry Christmas 🎄

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2024年11月 1日 (金)

雲從龍風從虎

『易経』の中に・・・

「雲從龍風從虎」っていう一節があります。

雲は龍に従い、風は虎に従う。

龍が現れる時には、天は雲をわき立たせ、虎が走る時には、地に風が舞い上がる。

敷衍して…

英邁な君主が現れる時、賢臣もまた現れる。

物事というのは、相似た性質の者が互いに求め合い、助け合って為されていくもの…ってところでしょうか。

 

これを英訳したものが、

「The clouds follow the dragon, the wind follows the tigar.」

書いてみました。

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これ、前から書こう書こうと思ってたんです。
忙しさに踏み潰されて(笑)ずっと先延ばしになってました。
書いたのは昨日。

『易経』って「四書五経」の中の一つ…ってことらしいですが、自分はそれ以上のことは知りません(^^;;
ちょっと調べてみたんですが、ま…いいです。w

でも、読んでおいたら確かにいいかも?って思えるようなものみたいです。
ただ、何回か書いてますが、今、机の上は、「読んでおきたい」本たちが山積みになっておりまして、それが現在で50冊くらいになってしまってます。

この50冊も読めるかどうかわかりませんからね〜
なので、一応、ポチッとするのはやめておこうかと。

 

仕事の方は、10月はちょっと落ち着いてましたが、後半からバタバタとなってまして、このまま年末までは変わらないペースでいくのではと思ってます。
打て打てバンバン状態ですからね、この国。

今、ブログが3つになってしまったんですが、その辺りのゴニョゴニョしたところのことは、その3番目のブログで書いていこうとやってます。
まだまだ始まったばかりですけど。
もっと早くに始めておけばよかったかな…とは思いつつ、思い立った時が「その時」ってことで、訥々としたペースではありますが、このまま進んでいこうと考えてます。

 

今月は、中旬にリモート講座が一つ入ってまして、現在、それの対応に日々、無い頭を捻り尽くしているところ。

とりま、いろいろとがんばります!



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2024年9月11日 (水)

つまるところ・・・そして「引き寄せの法則」云々と坂上楠生先生のこと

さださんの「吸殻の風景」って曲の歌詞に、

「つまるところ 落ち着くとこへ 落ち着いたの私」

ってのがあります。

ま、関係無いんですが、ブログを別のとこに移動ってことを考えてたんですが、「つまるところ」ここのココログについては、このままで続けようってことに落ち着いたところです。

月額課金されているので、どうせならば、もう少し投稿頻度を上げれればと思います。笑

 

今日は休みでして、お昼にちょって2時間ほど出かけてきたんですが、それ以外はずっと部屋篭り。
午前中、ネット内をうろうろしてて、Xをちらっと見た時に「引き寄せの法則」についての投稿を見つけました。
動画やったんで、ちまちま文字起こしをして、「メモ」に打ち込んだんですが、もう一つの忘備録として、こちらにも置いておきたいと思います。

ちょっと長いんですが・・・

 

引き寄せの法則

ほとんどの人は、
下位80%は怠け者です。
失礼な言い方かもしれませんが
彼らは同じ考え方をする人々に囲まれています。
あなたが普段付き合う人々によって
あなたの考え方の95%が決定されます。
もしあなたが付き合っている人達が
努力をしない人
学ばない人
仕事の後も付き合いをしない人なら
あなたは彼らと同じような人間になってしまいます。
あなたは彼らと同じように考え
同じように話し
同じような服を着て
彼らと結婚し
つまり、あなたと同じように向上心のない人と
結婚することになります。
そして、あなたは子供を育てますが
あなたの子供たちにも
向上心はないでしょう。
ただ仕事に行って
仕事について文句を言うだけです。
しかし、トップクラスの人々は
他のトップクラスの人々と付き合います。
引き寄せの法則について聞いたことがあるでしょう。
引き寄せの法則では
考え方を変えれば
人生に新しい人々を引き寄せるようになると
言われています。
自己改善や自己成長に積極的に取り組むようになると
同じ考え方を持つ他の人々と出会うようになります。
そして、これまで付き合いのあった古いタイプのグループの人々は離れていき
新しいタイプのグループの人々が登場します。
人々はこう言うでしょう。
成功についていつも考えているポジティブな人々とは
どこに行けば会えるのか?
まず自分がそうなることで
自然と引き寄せられるようになるのです

 

この文章に両手をあげて大賛成ってことでは無いんですが、確実に一理あるなって。
「類は友を呼ぶ」ってのは、そういうことでもあるなって。
幸いにして、仕事を離れたアートの世界では、自分が接する人たちに向上心のある方々が大勢います。
その幸せに感謝しないとなって思った次第。

「X」やってはる方は、「引き寄せの法則」で検索すると出てきますよ、たぶん。



そして、この投稿にあったコメントに興味深いものがありました。

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https://studyhacker.net/columns/kasoteki-yunokan

↑ 詳細はここから読めます。

「仮想的有能感」とは言い得て妙で、なるほどって思いましたね。
確実に自分の中にもあるものなので、今後はさらに心していかないとって思いました。

ただ一点。「自尊心」つまりはプライドは、人生にほぼほぼ必要ないなって自分は思ってて、そういう意味ではまだ少しはマシなのかなって考えるものです。笑

芥川賞作家の宮本輝先生の『流転の海』シリーズに出てくる名セリフの一つにあります。

「自尊心よりも大切なものを持って生きにゃいけん」

ここに尽きると思うのです。

宮本輝先生といえば、その輝先生のいくつかの作品の新聞連載の挿絵を担当されたことのある日本画家・坂上楠生先生が先日亡くなられました。
自分も、大阪での個展の時にお伺いをさせていただき、3回お会いする機会をいただいきました。
とても寂しく残念です。
毎回、お忙しい中を1時間ほども懇談していただいたこと、奥様と仲睦まじく、いつも笑顔で迎えていただいたこと、忘れることはありません。

ちょうど、春先4月辺りに、坂上先生どうしてはるのかな〜と思い、時にメールをさせていただこうと思いつつも、お忙しい身なので邪魔をしては…と思い直して、そのままにしていたことが、今となっては後悔になっています。
心よりご冥福をお祈りさせていただきます。
そして、ありがとうございました。

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2024年4月 4日 (木)

最も危険なのは、質より量へ逃避すること。

シモーヌ・ヴェイユの言葉。

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ちょうど今、冨原眞弓さん編訳の『ヴェイユの言葉』って本を読んでいるところで、おもむろに何か書きたくなって検索して見つけた文章です。

「質」も大事で「量」も大事。
でも、「質」より「量」へ”逃避”するのがよくないよねってことだと、一応は解釈しています。
なんしか、所詮は”逃避”なので。

”逃避”って、その過程で必ずと云っていいくらいに「自己弁護」みたいなものがあるとも思ってて。
なので、一般論としても「逃げるなーーー笑」と、自分には云い聞かせるようにしてます(←なんとなくトーンダウンしている工藤…^^;)

ともかく、この一文の重心は「逃避」。

カリグラフィーで云うなら、練習は何より「量」ではあるけれど、かといって「質」のよろしくない(=「量」こなすなら適当にヨーさん書いてたらいいやん…みたいな)練習なら、いいところには辿り着けない。
でも、「量」書いたから「質」は別にいいねん・・・・・てことになると、そこでもう、「量」に逃避してしまっている自分がいる。

その辺は、人それぞれの感覚とかスキルとかもあるので、一概には云えないのかもしれませんが、工藤個人としてはそんなところかと。

あ、ヴェイユ、いいですよ^^
ちなみに、冨原眞弓さんの訳文は秀逸です。

 

さて。
昨日は、日本レタグラフィー協会の代表理事の神馬友子先生と打ち合わせを兼ねてランチに行ってきました。
ハービスエント5階の華中華さんへ。

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ハービスエントなんて、どれくらい振りなのか???
何度もマップ確認して向かいました。笑
前は、マザーハウスがあったので、時々行ってたんですけどね。

あっという間の1時間半でした。
滅多にお会いする機会はないんですが、毎回、話し足りない…んですよ。
ただ、もっとアートのこととかハンドメイドのこととか、それと文字のこととかを話せばいいものを、工藤が怖い話ばっかりするので、神馬先生、困ってはったかも・・・
すいませんm(_ _)m

が、いつもそうなんですが、密度の濃い時間でした。
ありがとうございました🎶


このあと、工藤は福島区の明晃印刷さんへ。
新年明けて行けなかったので、高崎健治社長に「新年度」のご挨拶を兼ねて。

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↑ ↓ 活版の妙です^^

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高崎さんもお忙しいので、いつも15分くらいでお暇をさせていただくのですが、昨日は40分くらい高崎さんと歓談・・・というより、高崎さんがめちゃくちゃ愉快にガンガントークされてました^^
高崎さんの人生の軌跡って、底辺にガッツリと「強運」っていうものがあるんです。
これは、ご自身でも云われていることでもあるし、側から見ているだけの工藤でもよくわかります。
確実にそうなんです。

どんな流れになっても、どんな展開になっても、必ず護られる。必ず…です。
不思議な人ですよ。

というわけで、本年度もよろしくお願いいたします。

 

今日は、伊丹のカリグラフィー教室でした。
都島でもそうですが、ここでも工藤は、生徒さんたちに癒されてます^^
みなさん、ありがとうございます。

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2024年4月 2日 (火)

パブロ・ネルーダ

昨日は、facebook友人のアルジェリアのムスリムの若いにいちゃんから、「俺の名前を書いてくれ〜!」とメッセがあり、仕事から戻ってきて、ソッコー書かせていただきました。
と、今日は、その御礼の言葉とともに、今度は「日本語でも書いてくれ〜!」ってことになり、またまた書かせていただきました。笑

カタカナとひらがなとで。

そのままやりとりしていると、そのカタカナとひらがなの「意味」を教えてほしいと云われてしまい、説明できたとしても、それを英語で伝える(彼はアラビア語ではなく英語を使ってやりとりしてくれてたのです)というのが、ハードル高くて・・・(^^;;

ちょっとヘビーでしたが、それでもなんとか伝わったようです。
自分も学びになりました。

異文化の学びをありがとうって云われましたよ。
礼儀正しいにいちゃんでした。

で、昨日の名前書きを終えた時に、なんとはなしに何か一文を書いてみたくなってセレクトしたのが・・・

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南米チリの詩人、パブロ・ネルーダの言葉。

工藤的には、大好きな詩人のベスト10に入ります。

本名が長くてですね…
Ricardo Eliecer Neftalí Reyes Basoalto(リカルド・エリエセール・ネフタリ・レジェス・バソアルト)よいいます。

詩人で外交官でもあり、左翼政治家でもありました。
駐フランス大使の時にノーベル文学賞を受賞。1971年なので、まだまだノーベル賞がまともだった頃ですね。

ガンに侵されたこともあり、大使を途中退任・帰国。
その翌年に、かのピノチェトのクーデターがあって、ある意味、それで殺されたようなもの。毒殺とかっていう話もあったようです。

ウィキを見ると、かのガルシア・マルケスをして「どの言語の中でも20世紀の最高の詩人」と云わしめとか。
ま、あとは諸々ありますが、ここでは端折ります。

そのパブロ・ネルーダの一文。

「たとえ、すべての花を切り倒したとしても、春の到来を止めることはできないよ」

ほんとは、原語のスペイン語で書くのが良かったんですが、ちょっとした事情があって英語で。

・ハント101
・朱墨
・コピー用紙 (^◇^;)

いつもの如く一発書き。
書きながら「遊び」を入れることがあるんですが、今回は無しで。

 

今日から4月ですね。
早いものです。

世間は、相も変わらず「茶番」と「ごまかし」と「なすりつけ」がいっぱいですが、その向こうにある「意図」とか「真実」とかが見えてない人がほとんどなので、会社で話題にしてもだ〜れも聴いてくれません。笑
ほとんどの人が、自分の中に爆弾を抱えていることなんか、知りもしないんだと思います。

いろいろと、もう無理なんでしょうね。

とにかく、「今日」を精一杯生きていくことを積み重ねていくのが、きっとベストなんだろうと・・・

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