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2025年9月30日 (火)

今月は12冊!

何度か書いてきたことですが、今年は本を70冊読むぞ!と決めたものの、会社の引越しで2〜4月の3ヶ月は月に1冊しか読めてませんでした。

これが、かなり悔しくて、5月は巻き返しで9冊。
6〜8月は平均5冊。

それでも目標は遠い・・・^^;

なので、この9月は、隙間時間をフルに徹底的に使う!と決めて読んできました。
まとまった時間て絶対に取れないので、ただただ隙間時間を活用するしかありません。
でも、その決意?のお陰で今月は、終わってみたら12冊読めてました。
これもまた工藤の「やったらできる」シリーズです。笑

数字がどうのこうのではないんですが、目の前に何しか読みたいと思って積み上げた本が4〜50冊ほどあるので、この山も早く崩してしまいたいっていう思いもあります。(目的がよくわからない。笑)

「本が読まれなくなって…」と云われ出して久しいですよね。
一年に1冊も読まない学生さんもかなりいるくらいですから、活字離れが甚だしくて、今後のこの国の行く末も心配になってきます。

何より、ちょっと長い文章が最後まで読めない。
何より、日本語がじわじわと変容してきてしまっているのは、体感でも感じる今日この頃。

一抹の不安ですみそうもないなと、今の世相を掛け合わせても感じ入ってしまいます。

本ていいよ^^

人間はロゴスの生き物なんやから。

 

今月ラストに読んだのが、『対訳 ディキンソン詩集』でした。もう何回目なのかは忘れましたが再読です。

エミリー・ディキンソン。
アメリカの詩人の女性代表と云ってもいい方。

ちなみに男性代表といえば、ウォルト・ホイットマン^^

Img_6244

そのエミリー・ディキンソンの詩で有名なのが・・・

 

If I can stop one heart from breaking
I shall not live in vain ;
If I can ease one life the aching
Or cool one pain,
Or help one fainting robin
Unto his nest again,
I shall not live in pain.

もし私が一人の心の傷を癒すことができるなら
私の人生は無駄ではない
もし私が一人の生命の苦しみをやわらげ
苦痛をさますことができるなら
弱った一羽のコマドリを
もういちど巣に戻してあげられるなら
私の人生は無駄ではない

 

ディキンソンの詩集の大部のものが欲しいんですが、まあ、難しいですね。
デジ本(英語版全詩集)はスマホに落としているので読めるんですが、解説が欲しい…^^;
そういう意味では、↑ の岩波文庫のは、とてもわかりやすかったです。

そんなこんなで、この1ヶ月は読書だけではなくて、何かと燃焼できたと思います。
燻り残りが少ない、自分としては珍しい1ヶ月であったかと。

来月も、また燃え尽きるまでワクワクしながら頑張るべ🎶

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