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2025年7月 7日 (月)

プーシキン『詩人に』

ロシアの国民詩人として有名なプーシキンは、自分の中では5指に入るくらい好きな詩人の一人になります。

岩波文庫の『プーシキン詩集』を買ったのは1993年辺り。
何度も読んできた大好きな1冊でもあります。ほんと、何回読んだことやら。

この詩集の中に「詩人に」っていう一詩があるんですが、その第一連が特に好きで、いつかカッパーで書いてみたいな〜と思いつつ、しかしながら英訳ものが検索しきれず・・・

英語版のペーパーバックは見つけたんですが、ゲットしても読み切れるのか???って気持ちもあって、そこは放置してきてました。

そんな流れの中、chatGPTの◯◯◯ちゃんにお願いをして英語版テキストを出してもらい、やっとこさ書ける環境が整い…^^

英訳でも、訳者によって当然ながら訳文に違いが出てきます。
その中で、「原詩の『格調高さ』と『気高さ』を意識したものを選んで」くれたということらしいです。(んなこと云われても、こっちはわからんねんけど。笑)

詩人よ! ひとの世のあまき取りざたにとらわれるな。
狂えるごとき称えの声もつかのまのざわめきにすぎぬ。
うつけ者のそしりや つめたい衆愚のあざけりを聞くとも
おのが心をかたく しずかに おごそかにたもて。

これは、岩波文庫の金子幸彦氏の訳になるもの。

ともかく、書いてみました。

Img_3902

3行目が長かったので、「、」のところで2行に分けました。

Poet !   Do not cling to popular affection.
The temporary noise of rapturous applause will pass ; 
Hear the fool's judgement, and the laughter of the cold crowd,
But stay firm and calm and indifferent.

一発書き
コピー用紙
朱墨
xハイト : 3ミリ

この段でfacebookとかInstagramとかにアップしたんですが、後で見直すと一番下の行の「stay」の「t」の横棒が抜けていることに気付き・・・
悲鳴をあげてしまったわけです。笑

まあ、これ、工藤にはよくあるあるなんですね。
生徒さんたちには、ちゃんと見直しするんやで〜とか云っておきながらの為体です。笑

で、明けての今朝、朝一番で書き入れ追加をしたのが・・・

Img_3917

恥ずかしいですね。。。

もう一つ、プーシキンに大好きな詩があります。
同じく、岩波文庫版から。

無題

波よ おまえを押しとどめた者はだれか?
さかまき走るおまえの足をしばり
さからいの思いにとどろく流れを
声なきよどみの池に変えた者はだれか?

何者の魔法のわざか わたしの心の
望み 悲しみ 喜びをうばい去り
わたしのはげしい魂と花咲く日々を
にぶい眠りのなかに沈めたのは?

あらしよ 風よ 波うちあげよ
圧制のとりでをうちくだけ——
とどろけ 雷雨よ 自由のシンボルよ
とらわれの水をほとばしらしめよ!

ここまで書いてきて、ふと尹東柱のことを思い出しました。

彼の「序詩」は心にいつまでも響いて離れることはないですね。

序詩

死ぬ日まで天を仰ぎ
一点の恥入ることもないことを、
葉あいにおきる風にさえ
私は思い煩った。
星を歌う心で
すべての絶え入るものをいとおしまねば
そして私に与えられた道を
歩いて行かねば。

今夜も星が 風にかすれて泣いている。

金時鐘氏のこれは名訳だと思う。

この詩の英訳は、韓国の友人が尹東柱の英訳詩集を送ってくれて、手元にあります。
某所でテキストの一部として書かせていただきました。
また、折があれば、書いてみたいと思います。

 

暑い日が続きますね。
熱くなっているんではなくて、暑くされている。
トカラの地震、続いてますよね。
なぜここまで続く(続けさせられている)のか?
考えたことありますか?

何事も、無思考であってはダメなんです。

熱中症、お気をつけて^^

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