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2024年12月27日 (金)

明晃印刷さんへ、年末のご挨拶

毎年、新年明け、桜の季節、夏!、そして年末と、だいたい3回はご挨拶にお伺いしている、大阪は福島区にある「明晃印刷」さん。

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現社長の高崎さんとは、2011年の「活版EXPO」っていうイベントで初めてお会いしてからのお付き合いになります。
お付き合いといっても、いつもいつも、お世話になってばっかりで、ほんの少しもお返しができておらずで、お伺いするたびに恐縮している次第。

今年は、工藤も例年になくハードな一年で、結局、お伺いできたのは新年だけとなり、かなりご無沙汰をしてしまいました。
なので、どうしても年末は行かなくては!と、気合も入れての訪問です。

高崎さんご自身も、この一年は相当にお忙しい日々であったようで、とにかくお疲れでもあると思い、ご挨拶だけして帰るつもりでしたが、わざわざお時間を創っていただき、15分ほど歓談。

思い返せば、明晃印刷さんへ寄せていただくようになった頃は、ちょうど「鬱」が削がれかけてた頃で、振り返ってよくよく考えてみると、生きるための・生きていくための「着火」を求めていたように思います。
おもしろいのは、いつも毎回、滞在時間は5分くらいで。笑
でも、そのたった5分で、落ちかけてた気持ちが、シャンとなって帰途に着ける。
特段、高崎さんにこちらの事情を伝えていたわけでもなく、何か感じてもらえてたのか、それはわかりませんが、一言二言、ただちょっと言葉を交わすだけで、命が蘇るっていうのか。

不思議な人だと思います。

だから、自分は、高崎さんには助けていただいたってことを、いつも忘れずにいてます。
その分、ご恩返しをと思うものの、面と向かえばこちらの力不足はありありとわかるもので、それならそれで、自分がしっかり元気に生きていくことが、その一つの証としていけるのかなと思ったりもしています。

で…

お伺いすると、いつも、高崎さんの「活版作品」をいただいてしまうんですが、今回は・・・

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来年の干支「巳」の活版印刷作品です。

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活版の凸凹感をうまく出せるように写メるのが難しく、これで少しでも感得していただけると幸甚です。

白蛇なので、どうしても「シルバーでないと迫力が出ない」と、割高になるこの銀の用紙を選ばれたとのこと。
(高崎さんのこの作品の制作秘話は →→→ ☆ 

インスピレーション・直感を大切にされる方なので、そこを基軸に重心にしてのデザイン・レイアウト。
フレームもこだわっての完品です。

これをSNSに出して、欲しいって連絡のあった人たち全員に無償で送付されたんですよね。

発想・着想からデザイン、活版による印刷〜他、オール手続きも全て、高崎さん一人でされてます。
総経費、うん十万。
手元に届いた方たち、半端なく「喜悦はかりなし」だと思います。

日毎、月毎、年毎に、高崎さんの活版の芸術度は上がり続けておられます。
元々は、全て一から独学で習得されたんですよ。

大切にさせていただきます。

もう一点、頂き物があるのですが、それは別稿にて^^

高崎さん、1年間、お疲れ様でした。
来年も、またよろしくお願いいたします。

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