私の魂は怯懦ではない…エミリー・ブロンテ
詩が好きで、たまに読みます。
詩集ってことになると、そんなに手元にはありませんが、20カ国くらいのそれぞれに、好きな詩人がいたりします。
フランスならユゴー、イタリアならダンテ、ロシアならプーシキン。
韓国やと尹東柱、中国は秋瑾、フィリピンのホセ・リサール。
アメリカやとホイットマンとエミリー・ディキンソン、etc。
で、イギリスはエミリー・ブロンテ。
岩波文庫の『名詩選』シリーズのうち、アメリカ版、イギリス版、ドイツ版は持ってます。
でも、なかなか詩人単独の詩集って入手してなくて、あるのはホイットマンとエミリー・ディキンソン(ま、これはe-book ですが)、15冊あるかな?ってところ。
その中で一番のお気に入りが、エミリー・ブロンテの詩集です。
No coward soul is mine,
No trembler in the world's storm troubled sphere:
I see Heaven's glories shine,
And faith shines equal, arming me from fear.
私の魂は怯懦ではない、
この世に吹きすさぶ嵐に戦くような、そんな魂ではない。
私には、天の輝きの栄光と、それに劣らぬ人の信仰の輝きが、
はっきり見えている、ーー私にはなんの不安もない。
エミリー・ブロンテの詩のなかで、一番好きなのがこれ。
自分の中では、秋瑾に少しながら通じる激しさがあるな〜と感じたりしてます。
ほんとは「書き初め」になるかと思って別の文章を考えてたんですが、元日からいきなりのあれこれで、そんな気分ではなくなってしまい、急遽変更でこれに。
去年のマウイの一件の後、話をして事情の通じる知己と「日本やったら、富山とか新潟とか石川になるなぁ」ってことと、「来年は地震が多いかもやね」ってことを話してたところでもあったんです。
それが一気に出されてしまったので、早々の油断の中でのことでもあり、そこそこ滅入ってしまってました。
そんなこともあって、自分自身への鼓舞と、今、いろんな厳しい状況の中で踏ん張って堪えて頑張ってはる方々へのエールの思いも込めての「書き」にしました。
負けてられません。
今年のスタートは、初日が仕事で昨日が休み。で、今日が仕事で明日が休み。
飛び石になってますが、昨日は一日中データ処理と情報整理をしてまして、あとはyoutubeライブを2つ視聴。
明日の休みもデータ処理と情報整理になりそうです。溜まりすぎなんです、未読データ…
早く追いつきたいです。。。
2023年は思ったより本を読めなかったので、今年はしっかり読書タイムを持ちたいと思ってます。
今日という一日は、永劫の中の一日であって、二度と同じ日はない。
なぜ、その一日を十全に生きようとしないのか。(松山善三)
自分の中にある
自分を進ませまいとするものに
一分でも一秒でも
心を許してはならぬ。(水木しげる)
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