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2021年12月19日 (日)

「第54回 新書派協会展」へ

「師走」とはよく云ったものやな〜って、毎年思います。
この言葉を聞くだけで、なんとなくでも慌ただしい空気感の真っ只中に居るような気持ちになってしまう…

そういう意味でも「言葉」って不思議ですよね。
人間である以上、言葉の中で生きているわけですが、それが当たり前になってしまってて、その「ありがたさ」というのか「大切さ」というのか、それがわからなくなってしまっているように感じることがあって、時にささやかながら反省したりしています。

カリグラフィーも「言葉」と密接に繋がっていて、書きたいと思った言葉を選りすぐって作品に仕上げる。
そこにあるのは、その選んだ言葉への想いだけではなくて、期待であったり、依存であったり、共感であっったり、文字を書く人それぞれのいろんな思いがあって…
どう表現したいのか、どう受け止めてもらいたいのか、等々、文字を綴る中でもペン先に込める思いは多々。

そんなことを考えながら、先日16日の木曜日、「書道」の作品展へ行ってきました。

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第54回 新書派協会展

自分が長年お世話になっている散髪屋さんがあるんですが、そこの息子さんが書道をしてはるんです。
で、この度、大きな作品展があり、そこに出展をしているとのこと。

実は、去年も出されてたんですよね。
「観に行くね〜」と云ってたにもかかわらず、工藤は仕事が繁多になってしまって行けず。
今回、リベンジも込めて、行かせていただきました。

場所は、大阪市立美術館の地下一。

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なんと、その会場の上では、「メトロポリタン美術館展」が…
「これ、行きたい!」って思いが天を突いてましたが(笑)、実はこの日、工藤は掛け持ち3件という多忙さで、ぎゅっと我慢をした次第。

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大阪市立美術館て、実は初めてで…^^;
その周りを歩いてて思ったんですが、天王寺にこんないいところがあったとは…
かなりのどかで、結構な人が、ベンチに座って日向ぼっこしてはりましたよ。

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↑ 河底池と和気橋
左に見えるのは茶臼山。

名前はよく耳にするんですが、見るのはこれも初。

茶臼山って、確か真田幸村の何かの記念碑があるとかどうとかってことを、聞いたような記憶があります。
で、調べてみたら、あれこれ判明。(冗長になるので、ここでは書かないでおきますね)
「真田十勇士」とか懐かしいです。

時間創って、一度ゆっくり行ってみたいです。
来年、行けるといいな〜

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↑ 通天閣、久しぶりに見たかも^^

そして、市立美術館の地下へ。

想定を遥かに超えた数の作品が並んでました。
数えてませんが、ざっと400はあったような気がします。
おまけに、どれも大型の作品ばかり。
こんなに圧倒されるような書道の作品に囲まれたことまで、初めてでした。

お目当ての作品は、入り口入ったところの一番いい場所に♪
めっちゃいいシチュエーションやん^^

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こんなに力強い筆致の字を書ける彼に敬服です。
自分には絶対に無理ですね〜^^;

でも、中学時代から漢詩とか漢文が好きだったので、こういう「書」の世界に身を置いていると、めちゃくちゃ心地いいです。
ま、見てても、意味はわかってませんけど。笑

たまに思うのは、漢詩・漢文とその和訳と英訳のある本があればな〜ってこと。
そしたら、カリグラフィーで作品書けるんですが…
たまに、本を読んでて、これいいな〜と思える漢文・漢詩に出会うことがあります。
すぐに検索かけて英訳を探すものの、基本的に語学力がありませんからね。
ソッコーで諦めてます。
寂しい限りや…

また、そのうちにでも。笑

とにかく堪能させていただきました。
また、来年もあるのかな?
楽しみにしておきます。

さて。
ほんとはもっとゆっくりじっくり観てたかったんですが、この場の次は、上本町に行かないといけなくて。
それでも1時間ほどは観て回れたので、それでヨシとしました。

ここから上本町までテクテクと歩いて行ってきました。

続きは次回に。

 

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