飲水思源
中国の諺にある「飲水思源」。
・水を飲むとき、その源に思いを致せ。
・井戸の水を飲むとき、その井戸を掘ってくれた人のことを忘れてはいけない。
つまり、「恩知らず」になってはいけないよってこと。
「恩知らず」と云えば、ゲーテにこんな言葉があります。
「恩知らずは、何をやっても成功しない」
かなりの至言です。
人間、決して一人では生きていけないです。
必ず、誰かのお世話になっている。
服一枚着ることでも、その原材料を作る人がいて、それを集める人がいて、繊維にする人、デザインにする人、製品にする人、仕入れる人、売ってくれる人…
食べるもの、ひとつでもそうです。
誰かの手を通さないと、手元に届くことはない。
だから、そういう人に思いを馳せることを忘れてはいけないよ、ってことを10数年前から徹底して教えられてきました。
例えば、人間関係がこじれたとしても、その相手方に恩があるなば、どれだけ酷いことをされたり云われたりしても、その恩を忘れないようにしています。
そんな場合、具体的に何かできるってことは、ほぼないのかもしれませんが、思いを馳せるってことはできる。
特にこの3年間は、それを強く持つことができた日々でしたね。
これからも、ずっとそれは変わらないと思います。
さて…
2021年も今日でラスト。
光陰矢のごとしとはよく云ったもので、この速さは年々加速度を増しているように思えてしまいます。
それだけに、年々歳々日々思うのは、「今日をもっと大切にしないと」ってこと。
2022年も心していかねばと思ってます。
工藤は今日まで仕事でした。
で、明日から仕事で、2、3と連休の予定でしたが、2日はこの時点で出勤となりました^^;
3日は休めるかな…
本日は大晦日ということで、恒例の社内の新年準備をせっせとやってきました。
これは、工藤の担当…ということに、いつの間にかなってます。
そのうちの一つが、事務所入り口の新年用の花活け。
我流バサラ差しながら、今回も頑張りましたよ^^
うちの関係業者の花屋さんが、毎年、正月用にと花をたくさん持ってきてくれます。
もう20年以上、工藤がアレンジメントさせてもらってます。
ところが…今日、これをやっていると、事務所のおねえさんが見にきて、
「あれ? これ、祐ちゃんがやってるん?」
「ほ? いや、ずっと俺がやってきとうで」
「そうなん? 全然知らんかったわ。花屋さんがやってくれてると思ってたー 笑」
うちの会社の認識はこんなものですわ。涙
めっちゃ目立つところに置いてあるんですが、誰も何も云ってくれませんしね〜(⌒-⌒; )
それでもメゲずに20年以上です。
我が道を征く…で頑張ります。
写メ撮りがイマイチなので、よくわからないと思うんですが、今回は白百合とカサブランカが入ってたので、それぞれで段違いにしておきました。
それと、シンビがあるんですが、これはいつも外してまして…
が、今日は入れてみました。
なんとかなったかな。
いつものことながら、一応、百合さんたちが咲いた時のことを考えて活けてます。
花屋さんに感謝です。
いつも、ありがとう。
今年は、春先3月に、仲良くさせていただいている切り絵作家・石賀直之さんと共に、京都大丸にて切り絵のライブイベントをさせていただいたこと、そしてこの12月には神馬友子先生が代表理事をされている日本レタグラフィー協会本部にて、対面・リモートのカッパープレート講座を持たせていただいたことが、自分にとってはとても大きな出来事でした。
関係各位の皆さまには、ほんとうに感謝しています。
ありがとうございました。
また、隠に陽に、お世話になってきた人たち、こちらのココログを読んでいただいている方々にも、心より感謝申し上げます。
どうか、皆さまお一人お一人が、明2022年も、ご健康できらきらした日々でありますよう。
来年も、よろしくお願いいたします。
工藤
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