ウィークリーカリグラフィー 42
42まできました。
以下、言い訳(^_^;)
一応、ちゃんと10日の「日曜日」に書いてたんです。
5行の文章でした。
4行目に入ったところで、ニブにガッシュを補充する時に、溶かしたガッシュを入れてある小さな容器が、手に持った途端に滑って落ちて倒れてしまいまして…
あとは、悲惨な状態です。
その瞬間に、工藤のベクトルは「寝る」へ向いてしまいました。
午後11時40分くらいやったと思います。(^^;;
で、昨日、やっとやり直しをさせていただいた…というわけです。
文章は、変更したんですよ。験が悪いので。笑
アメリカに、Henry Wadsworth Longfellow(ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー) という詩人がいました。
その詩人の名言の一つです。
Let us, then, be up and doing,
With a heart for any fate.
訳は色々あるんですが、ここでは…
それでは、立ちあがり、行動しよう。
いかなる運命のもとでも、精一杯に。
ロングフェローで有名なのは、
A Psalm of Life「人生賛歌」
という詩。
今回書いたのは、この「人生賛歌」の最後の一連4行のうちの前半2行。
残りの2行も書けばよかったかな…
Still achieving, still pursuing,
Learn to labor and to wait.
いよいよ励み、いよいよ求め、
労苦し、時を待つことを学ぶのだ。
岩波文庫の『アメリカ名詩選』にも納められています。
手元にあるので、あらためて読んでみます^^
これは、来年…といわず、来月には☆
このロングフェローで特筆すべきことがあります。
アメブロの方にも書いたことですが、あの、ダンテの『神曲』を初めて英訳してアメリカに紹介したのが、この詩人であったということ。
すごい偉業だと思うんですよ。
最敬礼です。
詩を読むことって、今はなかなか日常ではないですよね。
何より、本を読むってことがなくなってきてます。
ビジネス書とかハウツーものとかよりも、やっぱり文学、それも古典とか名作とかってものからこそ、得るものはより豊かで、より深くて、生きていく上で価値のあるものやと思うんやけどな〜
いろんなところが綻んで、いろんなところがギスギスしてきとう時代やからこそ…
| 固定リンク | 0
「カリグラフィー」カテゴリの記事
- 久しぶりのカリ本話題(2024.10.13)
- ダンボール製傾斜台ミニサイズ(A4対応)+専用ボックス(2024.06.10)
- ダンボール製傾斜台レギュラーサイズ・・・その二(2024.06.08)
- 最も危険なのは、質より量へ逃避すること。(2024.04.04)
- パブロ・ネルーダ(2024.04.02)
「日々のこと」カテゴリの記事
- ちょっとずれてしまいましたが彼岸花〜ちょい写メたち(2024.10.21)
- 久しぶりのカリ本話題(2024.10.13)
- プチトラブル続き^^;の1週間とアート仲間とのランチ会(2024.09.24)
- もう9月です・・・(2024.09.04)
- 藤原京の残りハス(2024.08.18)
「思うこと」カテゴリの記事
- 久しぶりのカリ本話題(2024.10.13)
- プチトラブル続き^^;の1週間とアート仲間とのランチ会(2024.09.24)
- もう9月です・・・(2024.09.04)
- おふさ観音(2024.08.13)
- sugar rabbit(2024.07.05)
「ことばのちから」カテゴリの記事
- 最も危険なのは、質より量へ逃避すること。(2024.04.04)
- パブロ・ネルーダ(2024.04.02)
- そして、シモーヌ・ヴェイユ(2023.12.17)
- 見納めスイレン+その他諸々(2023.09.27)
- 久しぶりに書いてみた^^(2023.05.20)
「アート」カテゴリの記事
- sugar rabbit(2024.07.05)
- anastasia(アナスタシア)で「三部作」完🎶(2024.04.25)
- 「la fluer bleue」(ラ・フルール・ブルー "青い花")(2024.04.21)
- pasión tranquila(=quiet passion=静かなる情熱)(2024.04.15)
- prazer (=喜び) 約束の1舞(2024.04.09)
コメント