ウィークリーカリグラフィー 18
昨日に書く予定でしたが、今日が3・11ということもあって、一日延期。
今回は、Ralph Waldo Emerson の言葉から。
多分、インスタの方で、一回書いてアップしたことがあるとは思います。
何を書こうかと、今朝から考えてました。
書棚の本を引っ張り出したり、ググってみたり。
なかなかしっくりとくるものがなかったのですが、最終的に決めたのが Emerson の言葉でした。
我々の内にあるものに比べれば、未来に何があるかとか、過去に何があったとかは、些細なことでしかない。
アメリカの思想家、哲学者、そして詩人。
自分の中での Emerson は、詩人としての印象が大きいかな。
今日の文章は、David Krieger 編になる「箴言集」…"Speaking of Peace"に拠りました。
検索をかけると、下の文章が出ることがほとんどだと思います。
What lies behind us and what lies before us are tiny matters compared to what lies within us.
ちょっと違うんですが、意味は同じなので、手持ちの本をテキストとして書きました。
ちなみに、この本。
古今東西の箴言が集められています。
ベースは「平和」
カリグラフィーの作品に使うにもいいかと思います。
引用には、生没年も書かれているので、著作権についてもチェックできます^^
David Krieger という人は、「核時代平和財団」という団体の長で、核廃絶へ向けて、長期間に亘って運動を続けてこられている方。
今日は3・11
過去ではなく、未来でもなく、今…自分の内にあること、あるものが大切なんだっていうことと併せて、反核運動家のDavid Krieger氏の本に拠ったのは、そんな意味も含めてのこと。
あの日から8年。
決して忘れてはいけないし、まだまだ復興には程遠い地域も存在しています。
そんな中を、現地に何度も足を運び、地に足つけた細やかなボランティア活動をして、地元の方々ともしっかりと絆を結んでいるだけではなく、信頼関係まで創り上げている方を知っています。
毎年行かれているのではないかな。
自分は、一度も東北へ行ったこともなく、思いとしてさせていただいたことはありますが、それこそそれは「些細なこと」でしかない。
だからこそ…胸に手を当てて思いをあたためつつ、ほんのすこしでも何かできることを考えていきたいと思います。
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