悲喜交々。。。(60)
名月と
威を張り合うて
手酌酒
明鏡に
映りし名月(つき)に
酔いを知る
可憐なる
舞姫降りる
秋一日(ひとひ)
りんどうに
少女がひとり
隠れ住み
日の元へ
走る水面の
キラキラと
笑み灯し
万波に広がる
嬉しさよ
千の夏
ふれて染まりし
朱(あけ)の恋
錦秋が
照れ隠れする
ふたりかな
手の届く
想いの果ては
まぼろしか
茫洋と
めくらましかな
うろこ雲
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