富士川 展示作品。。。(2)
続きです^^
昨日アップの2舞は、旧作。
残りの3舞は「新作」となります。
3舞目。。。
『ten-mai = 天舞』
ここ最近の傾向としては、チョウチョの外郭ラインだけを描いて、中の模様については、下絵無しで切っていく…ということが多かったのですが、今回は、大まかながらも、3舞とも下絵を入れてから切っていきました。
途中で修正・変更・付加を入れ。。。
それと、基本のテーマは「流れる」ってこと。
「流れる」とは、自分の中ではつまり、「澱まない」ってこと。
それは、自身への戒めでもあり、押し出しでもあります。
で、『ten-mai』
このチョウチョを見て、
「水面の揺らぎをみているようです」
「とてもクリアで、澱みも濁りも感じません」
「バイカモ(=水の中で咲く花)のイメージに似てるかも」
と云ってくださった方がいました。(ありがとうです♪)
同じ「流れる」でも、いろんな「思い」を込めて、ラインをややスッキリ目に下絵を描きました。そこをわかっていただき、やっぱり嬉しかったす^^
元々は、青い用紙で切り始めたチョウチョ。
が、切りの「自身の手」と「青」と「下絵」がどうにもしっくりいかなくて、それはボツにして、早い段階で「黒」に変更。
(直前の記事で書いた「モノクローム云々」のことは、この時には気づいておりません^^;→ 変更したのは天の声?やったのかも???)
正解でした^^♪
4舞目は『fu-mai = 風舞』
ベースにしたかったのは「優しくてあったかい流れ」
それが、どこまで表現できたのかはわかりませんけど…(;^ω^)
このチョウチョ、後翅切ってるときに、感極まって泣いてしまいました。
思い入れの大きいチョウチョです。
自分の「チョウチョ」、ほとんどのものに「♡」を入れています。
これは元々、以前、切り絵の師匠の蒼山日菜先生に、「工藤くんは、♡ をたくさん切りなさい」とアドバイスを戴いたことによります。
たま~に「♡」無しのもありますが(^^ゞ
でも、それはそれで、マイナス感情(?)があったからそうなったとかってことではなくて、そういう「流れ」であったということだと思います(ってことにしておきます)。
ちなみに、「♡」をいくつ入れるとか、数字合わせをするとかってことは一切考えてなくて、いつも全体のバランスで入れ込んでいます。
さて、これで4舞。
残り1舞は後日に。。。
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