詩集 『極楽蜻蛉』。。。
芥川賞作家・宮本輝先生と珠玉の作品たちを、心から愛する人たちのことを「テルニスト」と呼びます。(自分も、その端っこに加えていただいてます^^)
そのテルニストの東海代表…いや、全国区ですね^^…の成瀬桂子さんが詩集を出されました。
みんなが親しく「なるさん」と呼ぶその方は、『極楽蜻蛉の詩☆ブログ』として、2012年2月22日から、折に触れて詩をアップされてきています。
その世界は、ピュアで、透き通っていて、やさしくて。
人間を詠み、恋をうたい、出会いと別れを紡ぎ。
こころを透かし、夢を見、思い出を語り。
自然に語りかけ、遠くにも足元にもまなざしを向ける。
決意をうながし、希望を湧かせ、笑顔を育む。
その数多の詩の中から、選りすぐりの16編を収めた詩集の名前は、ブログそのままに『極楽蜻蛉』。
それぞれの詩とともに、写真がつけられています。
これは、ブログの方も同じなのですが、テルニストの方々が撮られた一瞬の作品たち。
いわば、テルニストのコラボの1冊と云ってもいいかもしれません。
ひとつひとつの言葉に、人間の心が織り込まれています。
それはつまり、「なるさん」自身がそうであるから。
「なるさん」自身が、これまでの人生で積み重ねてこられたことどもを、生きる「よすが」に転換してこられたから。
そういう時空を乗り越えてきた者しか得られないもの、一人の人間としての「深み」っていうものが醸熟されて、一つ一つの「詩」ができあがってきているのだと…勝手に思っています。
言葉は…読み違えてはいけない。
言葉は…人を活かすことも、潰すこともできる。
優しさを忘れた時、言葉って、簡単に人の命にキズをつけてしまうのだよ。
その瞬間に、実は、自分の命にもそれ以上のキズをつけているんだよ。
なるさんの数々の詩句から、自分はいつも、そんな語りかけを耳にしています。
先日、大きな病を乗り越えた「なるさん」に、久しぶりに再会することができました。
みんなが心配してました。
でも、元気そうな笑顔の「なるさん」に、逆にパワーもらったメンバーも多かったと思います^^
そうそう♪
「なるさん」にサインしてもらいました~
ラッキーな1冊です。
「なるさん」^^ ありがとう♪
また、お会いできる日を楽しみに。。。
「再会の時、必ずや来らん」
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