SENSES 2013 twinkling展@神戸garelly1へ。。。
前回の濱田先生の個展には、行く予定にしていた日に、急遽仕事呼び出しで行けずじまい・・・(その日が最終日やったし)
なので、今回こそはと気合いも充分に入れていたものの、予定してた25日の月曜は、またまた仕事で呼び出されるような空気が漂ってました。
前日、つまりは24日の朝、どうしたものかと考え考え会社に向かう・・・
が、その日の現場は、運よく神戸は兵庫区。
おまけにソッコーで終わりそうな予感。
ならば、仕事終わってから行ける♪
というわけで、無事に行ってきました^^
思った以上に迷ってしまった、三宮は海岸通り9番地の Garelly 1 (^^ゞ
地元やのに・・・はずかしい・・・
このビルの2階が展示の会場になっています。
階段を上がった入口で聴こえてきたのは、ギッコンバッタンの機織り機の音。
それが興趣を添えてくれます。
やっぱり濱田先生の文字^^
カリを最初に始めた時に習ったのは、林綾子先生でした。
が、9回通った頃、体調を大きく崩してしまい、何年かあとに復活した時から、その教室が閉鎖されるまで教えていただいたのが、この濱田邦子先生。
大袈裟かもしれませんが、自分のカリのベースの9割以上は、濱田先生に創っていただいたようなもの。
それがよくわかるのが、さまざまな作品展。ぐるりと回って、もう一度観たいと、必ず思うのは濱田先生の作品なんです。
ポスカ展でも、ランダムに気に入ったカードを手に取って買ってみると、実は濱田先生の作品で。。。^^;
結構そういうこと多いんです。
で、その濱田先生の文字。
壁に直接描いたというダ・ヴィンチの言葉。
その同じ言葉を向き合った反対の壁に描いたものが ↓ の作品。
よく観てください^^
文字が逆に描かれています。
ダ・ヴィンチ自身が、鏡文字を為したというところから、濱田先生もそれにならったとのこと。
鏡に映すと、↑ の文章が読めます^^
Study the science of art. Study the art of science.
Develop your senses - especially learn how to see.
Realize that everything connects to everything else.
この文章の中にある「senses」というのが、この作品展のテーマ。
そして、この「senses」という言葉があったから、ここに作品として成したとのこと。
senses ... 五感♪
今回の作品展は、濱田先生と、手織で有名な大竹野いつ子先生とのコラボなんです。
手織とカリグラフィー。
接点が無いような、ミスマッチのような。
が、実はどちらも手作業。
手作業から産み出された作品たち。
それも、五感それぞれを文字にしての作品たち。
そして、サブテーマが実は「再生」
今回の作品展、いろいろな「廃材」を利用しています。
DMに載っている、まゆのようなもの^^
あれ、実は緩衝材なんです。
写メしてくるのを忘れてしまって、ここでは載せることはできませんが、その緩衝材作品もあったかくて優しい。
生老病死は、誰びとも、有象無象にわたって免れません。
でも、その再生は。。。
形は変わろうとも、きっと再生していくのだと思います。
それは生命の本源の「力」から・・・かな。
濱田先生と大竹野先生のコラボ作品たちが、その端緒を、観る人をして、心のどこかに生ぜしめたのでは^^
ギッコンバッタンを耳にしつつ、再び入口の濱田先生と大北野先生のコラボ作品の前へ。
ここから何かが始まるのか、どこかへ繋がっていくのか、それとも回帰なのか。
「どうぞ、ご自由に考えてみてくださいね」との濱田先生の声が聞こえてきそうな作品。
ゆっくりゆったり堪能できた小1時間でした。
会場におられた濱田先生と、しばし談。
作品のこと、コラボについて、身の廻りの変化、少々ながら自分の近況。
いつもいつも、淡々と話され、淡々と聴いてくださいます^^
とにかく、今回は約束を守ることが出来てホッとしてました。
また次回を楽しみにしつつ、自分もしっかり精進すべし。。。
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