ギルド展終了。。。
11日から始まった、『第5回カリグラファーズ ギルド展』関西展も、昨日で終了。
10日の搬入、昨日の搬出に携わってくださった方々、ありがとうございました。
小さな作品展でも、いろいろと大変なのを体験させていただいたので、180を超える作品を…となると、やっぱり半端ないです。
東京展、北海道展、そして関西展で、陰に陽に携わってくださった方々に、ただただ感謝です。
自分は、たまたま休みであった初日に、急遽お昼から行ってきました^^
受付で、マスター同期のクリリンさんと久しぶり(2年ぶり?)にお会いでき、しょっぱなからイイ感じ。
木作先生、徳田先生ともお会いできました。
徳田先生は、いつもの如く冷静です。
あの冷静さが、自分にあれば・・・と、言葉をやりとりする度に思うのです・・・とにかく、おっちょこちょいですからね~自分・・・
さて、作品たち。
来てよかったと思える、個性豊かな力作がいっぱいでした。
それぞれに工夫されてたり、さすがは○○先生って思える作品があちこちにあったり。
自分は、いつも先に作品を観て、それから作者の名前をチェックするという観方をしてるのですが、あ~これ、特にイイって思えたのが、濱田先生と白谷先生のもの。いつものことながら、このお二人のものは、特に特に見入ってしまいます。
名前だけ知っててお会いしたことの無い方の作品を観るのも、この作品展の楽しみの一つ。
ちゃんと観てきましたよ~と、この場をお借りして、お伝えさせていただきます^^
ほんとは、このあと、すぐ近くの大谷美術館で行われている 『イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』 にも行きたかったのですが、8月下旬から体調が悪く、諦めて帰ってきた次第です。
13日には友人が行ってくれて、自分の作品の前から、「これ、どうやってるの???」と、わざわざ電話をくれたりもしました(^^ゞ
ちなみに、自分のは、こんなんです。
どうやっているのかというと、文章を描いた濃紺の用紙にハサミを入れて、桜の花弁の連鎖を切り抜き。
下に、薄いピンクの用紙を置いて、そこにもハサミをいれて、こちらは桜の花弁の連鎖を切り残し。
用紙は2枚使っています。
文章は、宮本輝さんの小説 『夜桜』 (英訳版)の最後の方の一節からとりました。
「膨れあがった薄桃色の巨大な綿花が、青い光にふちどられて宙に浮いているように見えた。ぽろぽろ、ぽろぽろと減っていくなまめかしい生きものにも思えるのだった。綾子は到底眠れそうにないこの不思議な夜を、桜とともに起きていようと決めた」
添え書きは、以下のように。
前回の作品展では、同じく宮本輝著『錦繍』の中の一節を描かせていただいた。
今回も、宮本輝作品から、中でも 『夜桜』 というところまでは決まっていたものの、どの文章を選ぶかに、かなり時間がかかってしまった。
この1年半は、ほとんどペンを持つことができない日々であったために、まるでビギナーのような体たらくでありますが、とにかく新たなスタートの気持ちで臨ませていただいた次第です。
ベースの濃紺は「夜」
最近はまっている切り絵で、桜の花びらの連鎖を切り抜き、切り取って、『夜桜』 をそのまま表現。
ハサミは、切り絵作家・蒼山日菜先生プロデュースの切り絵ハサミを使用。
あえて中途半端にしたグラデーションは、主人公「綾子」の気持ちを表したつもりである。
・・・ ・・・ ・・・
14日は10:00~12:15までが当番だったのですが、その時間に合わせて、京都から芙美さんとことことさん、それに8カ月ぶりの再会となった高貴なるお嬢さまが来てくださいました。
ありがとうございました~^^
お嬢さまとは、この後に一緒にランチを。っていうても、カレーでしたけど…(^_^;)
そして、県立美術館で開催の 『パール 海の宝石』展へ。
パールの輝きが、ギルディングのように見えたのも不思議でしたね~
それにしても、女性はやっぱりこういうもの、興味以上に魅かれてしまうのですね、古今東西を問わず。。。(^^ゞ
・・・ ・・・ ・・・
次の作品展は2年後。
今回以上に一生懸命に頑張るってことを課題にしながら、トロイながらも、日々歩んでいきたいと思います。
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コメント
ありがとう(*^-^*)
投稿: 芙美 | 2012年9月17日 (月) 21時23分
心に残ったものは。
工藤さんのハートのかわいらしさとピンクのグラデーションに 込められていた思い。
古賀さんの文字そのものが、気持ちを表している!と感じた、あの優しさ。
田中さんの 線の細さと生きているかのようなラインの素晴らしさ。
長谷川さんの、声が聞こえてくるような、あのかわいらしさ。。。
とても素晴らしい作品でした。
カリグラフィーは、アートなんですね(*^-^*)
投稿: 芙美 | 2012年9月17日 (月) 21時31分
素敵な展覧会だったんですね
夜桜の艶めかしい感じ、
ほんのりと伝わってきます。
(生で観たかった!)
2年後は行かせていただきます☆(つもり^^)
投稿: aopu | 2012年9月17日 (月) 21時41分
芙美さん。。。
工藤のは、告知の通り、やり直しします。
もうちょっと洗練させます(^^ゞ
古賀さんとは、同じ教室でブラッシュを学んでたんですが、一度も話したことありません。
ピンクの好きな方やな~と、いつも思ってました。
田中さんは、あの感じが多いですね~
長谷川さん、ほんとにかわいい感じが素敵でした^^
東京展だけ、東京展と北海道展のみっていう、関西に来なかった作品もあって、それがやっぱり毎回残念です。
ほな、東京へ行けやってことになるのでしょうが^^;
次回は2年後です。next one へ。
投稿: mysticlaw | 2012年9月17日 (月) 23時40分
aopuさん。。。
良かったですよ~
桜のなまめかしさ、わかっていただけたら、すごく嬉しいです。
観に来てくれた友人も、同じことを云うてくれたので、頑張った甲斐はあったかな…と思ってます。
とりあえず、やり直しを急ぎます(~_~;)
2年後、お待ちしております♪
投稿: mysticlaw | 2012年9月17日 (月) 23時42分
第5回カリグラファーズ ギルド展
お疲れ様でした。
お仕事の合間に素晴らしい作品を作ってたんですね、
展示場には行きませんでしたが、大阪BINさんが
ユウスケさんの作品が一番良かったと褒めてましたね、
ぼくも、画像を拡大して観てすばらしいと思いましたよ^^)。
投稿: teraken | 2012年9月19日 (水) 21時16分
terakenさん。。。
大阪BINさんには、返信をさせていただきました。
やり直したら、お持ちしますので、実物観てやってくださいね^^
作品展、すばらしいものがたくさんでした。
やっぱり、一生懸命に頑張って描かれたものは、心に迫ってきます。
自分なんて、まだまだ足りないところが一杯ですよ。
頑張りますね^^
投稿: mysticlaw | 2012年9月19日 (水) 22時02分
展覧会、とても楽しませていただきました。
ステキな文字からももちろんですが、その文字の大きさや色、額装などからも、色々な想いが伝わってきます。
カリグラフィーっておもしろい♪
と改めて思いました。
また次の機会を楽しみにしています♪♪♪
投稿: ことこと | 2012年9月20日 (木) 14時55分
ことことさん。。。
カリグラフィー、楽しいですよ。
いろいろ大変な工程もありですが、作品に仕上がった瞬間の達成感は、やっぱり嬉しいものです。
個性とか内面のものが、如実に出てくるもの面白いです。
また、何かあれば、芙美さんとご一緒にいらしてくださいね~
投稿: mysticlaw | 2012年9月21日 (金) 00時03分