ブラックレターゴシック体修了作品。。。(4年半前?)
ブラックレターゴシック体って、とにかく最初から、「早く終われ~ 早く終われ~」って苦痛に思ってた書体でした(^^ゞ
今でこそ、その時よりは好きになって、カードとかでも好んで使うようになった書体ですが…
練習のときも、いくら書いても書いても、練習用紙が終わりにならない…
H田先生などは、「とにかく、写経のように書くのです」と、笑顔もない(・_・;)
で、そのゴシックも修了って時に、作品に選んだがまた、文字の多いもので…
こういうのは、まさに自虐的としか云いようがないです。
題材は、インドの詩聖ラビンドラナート・タゴールの「大いなる一者がやってくる」っていう詩です。
The Great One comes,
sending shivers across the dust of the Earth.
In the heavens sounds the trumpet,
in the world of man the drums of victory are beaten,
the hour has arrived for the great Birth.To-day the gates of night's fortress
crumble into the dust ---
On the crest of awakening dawn
assurance of new life
proclaims "Fear Not"The great sky resounds with paeans of victory
to the Coming of Man.
おおいなる一者がやって来る――
大地の塵をふるわせながら。
天空には喇叭(らっぱ)が鳴りひびき
人間世界に 勝利の太鼓が打ち鳴らされる。
大いなる誕生の時が到来したのだ。今日 夜の砦の門は
ばらばらに崩れおち――
覚醒しゆく早天の頂きで
新しい生命の言葉が
声高らかに叫んでいる――
「恐れるな」と。広大な空は 勝利の頌歌をもって
人間の世紀の到来に和唱する。
どこで見つけたものやったのかは、失念してしまってるのですが、こういうのが結構好きなので、ちゃんとメモって置いてあります^^;;;
タゴールと云えば、アジア初のノーベル文学賞受賞者としても有名。
インド国歌も、確かタゴールの作のはず。
日本に関心が深く、何度も来日してるのですけど、軍国主義に走る当時の危うい傾向に、同じアジアの同胞として、声をあげて警鐘を鳴らしたこともよく知られてますが、今はそれも風化してるのかな。
自分の廻りで知ってる人、全然いなかったです。
それはそれとして・・・
この修了作品、綴り間違いがありましてーーー
それが、今更ながら情けないです・・・
一つだけ救いは、最初の文字である「T」をギルディングしたのですが、これが、本番そのまま初めての作で、初心者にしては、まあまあに出来あがったこと。
あとは・・・あんまり、好きにはなれてないものであります。
押入れに入れておきます・・・(~_~;)
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