カリグラフィー事始。。。
カリグラフィーをしています。
と云っても、練習生ですが。
2004年の12月からなので、もうかれこれ4年を過ぎたことになります。
実は、それ以前にかじったことはあったのですが、
病気との格闘があって、已む無く中断していました。
だから、カリグラフィーと関わったってこととなると、
実際は10年以上になるわけです。
初めて接したのが、小田原真喜子先生の書籍。
自分の場合、「カリグラフィー」という言葉だけは知っていて、
その実というものを知らないままにきていたのですが、
たまたま書店で、背表紙に「カリグラフィー」という文字が書かれた本を見つけたのが、ことの始まりってことになります。
もちろん、手に取ってページを繰りました。
とにかく「文字」です。
すごくキレイであるってことと同時に、心が癒されていくのを覚えました。
吸い寄せられるようにして、見ていたのを覚えています。
そのまま、衝動買いしたのはいうまでもありません。
それからは、道具を揃えたり、通信講座をチェックして申し込みしてみたりと、少しずつながら、カリグラフィーの「形」のようなものがわかってきたのでした。
ただ、通信講座は続くことなく、途中にてリタイア…
自分に言いわけをしながらも、「我流になるよりは、実際に教えてもらったほうがよい」ってことで、初めて教室の扉を叩いたのが、第2の始まりでした。
3ヶ月で9回の授業を受けたものの、ここから病気が発症して断念したわけです。。
その後、カリガウラフィーへの気持ちは静まることなく、
「文字」を描きたいっていう思いも立ち消えることなく続き、
再度挑戦との思いで、再び教室の扉を叩いたのが、2004年12月だったわけです。
これが第3のスタートでした。
でも、今日に至るまで、順調にことが進んだわけではなく、
断続的に紆余曲折もしながら、歩いてきたわけです。
一昨年の5月より去年の2月くらいまでは、様々な事情で、
ほとんどスクールへ行くこともままならず、もう諦めようという思いも出始めていました。
そんな時に、今では大切な同志であり親友でもある方との出会いがあって、背中を強く押されたわけです。
そのひとがいなければ、ここまでカリグラフィーを続けられていたかどうかわかりません。
自分にとっては、恩人でもあるわけで、いつも感謝しています。
「Calligraphy」
文字だけでなく、花やらリボンやら、ペンや筆を使って、
それは見事に心に響く作品を描いていける芸術の一つ。
自分にとって「カリグラフィー」は、まさに「希望」です。
「生きる希望」であり、
「未来への希望」であり、
「世界への希望」でもあります。
現在8書体目。
一体どれだけのものを学んでいくのが、自分でもわかりませんが、
これからも、カリグラフィーを「好き」っていうことをベースに、
少しずつ少しずつ、前へ進んでいきたいと思っています。
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コメント
私もカリグラフィーが好きで続けています。
途中の道のりでは私も何度もカリグラフィーから離れたいた時期もありましたが、不思議なことに
そのたびに引き戻されるみたいです。
新たなる挑戦が多くの気づきと幸福を運んでくるように願っています。
投稿: dolce.tempo | 2009年3月19日 (木) 20時56分
dolce.tempo さま
コメントありがとうございます^^
何でもそうなのかもしれませんが、離れたくなる時があったとしても、結局はまた違った気持ちで新たに関わることができることってありますよね。
その機縁になるのは、日常の些細な出来事であったり、ひととの関わりであったり、ふと耳にした歌であったりと、それはひとそれぞれなのでしょうけど。
離れるように見えても、そうやってまた戻ってくることが出来るものがあるってことは、とても幸せなことなのかもしれませんね。
人間関係にしても、よく似たことがあると思いますし。
dolce.tempo さんも、どんな「時」があっても、カリグラフィー続けていってくださいね^^
そこから、さらなる幸運が生まれてくると思います。
投稿: mysticlaw | 2009年3月20日 (金) 00時13分