アート

2020年11月14日 (土)

エミリー・ブロンテ

先月、東京・代官山のギャラリー ARTSRUSH に出展させていただいた作品3点のうちの一つに、イギリスのエミリー・ブロンテの詩の一節をカリグラフィーで書いたものと切り絵チョウチョの掛け合わせをしたものがあります。

エミリー・ブロンテの詩は、とても好きで…
といっても、手持ちにあったのは、岩波文庫の『イギリス名詩選』ていう1冊のみで、その中にエミリーの詩は2作しか掲載されていません。

でも、まあ…
その2作ともに好きで、うち一つの「私の魂は怯懦ではない」ってのが、上記作品にカリしたもので、多分…30年くらい前からずっと好きな詩の一つになっています。

 No coward soul is mine,
 No trembler in the world's storm-troubled sphere :
 I see Heaven's glories shine,
 And Faith shines equal, arming me from Fear.

 私の魂は怯懦ではない、
 この世に吹きすさぶ嵐に戦くような、そんな魂ではない。
 私には、天の栄光の輝きと、それに劣らぬ人の信仰の輝きが、
 はっきり見えている——私にはなんの不安もない。

 〜〜〜

 Though earth and moon were gone,
 And suns and universes ceased to be,
 And thou were left alone,
 Every Existence would exist in thee.

 There is not room for Death,
 Nor atom that his might could render void :
 Since thou art Being and Breath,
 And what thou art may never be destroyed.

 地と人とは過ぎ去るかもしれない、
 日月星辰も宇宙も姿を消すかもしれない、
 だが、汝さえ後に残るならば、
 すべての存在は汝により存在し続けるはずだ。

 そこには死を容れる余地はない、
 死の力が破壊しうるものはひとかけらもない、
 おお、わが衷なる神よ、汝はまさに「在るもの」、まさに「命」、
 汝の本質が永久に亡びざらんことを!

姉のシャーロットは、内容的に「辞世」めいたものが感じられないでもないこの詩は、エミリーの最後の詩と云ってたそうですが、そうでもなかったみたいですよ。

自分にとって7連からなるこの詩の最初の2行は、何かあるごとに思い出されて、そこから前に進むための背中への一押しになってきたことは事実。
そういう意味では「恩」のある一節ですね。

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ARTSRUSHに出展させていただいたこの作品は、カリグラフィーの同志でもある縁文師 雅子さんのところへ舞い飛んでいったんですが、雅子さん、Facebook・Instagramにてアップしてくださってました。

ご本人の許可を得て、こちらにも。

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気恥ずかしい限りですが、かれこれ20年以上の長きにわたっての交流を結ばせていただいている方なので、そこへ舞い降りていったっていう不思議な安心感もあります。

自分からしたら彼女は、尊敬に値する「日々、努力の人」でもあります。

水木しげるさんの言葉に…
「自分の中にある
 自分を進ませまいとするものに
 一分でも一秒でも
 心を許してはならぬ」
っていうのがありますが、まさにそれを地でいく人。

そんなカリグラフィーの同志に感謝ですね。

 

(長くなってますが…笑…)

ところで、『エミリー・ブロンテ全詩集』っていう一冊があります。
20年以上も前から、買おうか買うまいかと優柔不断に迷ってたんですが、先日、アマゾンの中古本のところでポチっとしてゲット。
やっとです(^^;;

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廃版なので、お値段は定価の「倍」以上になってましたが、初版でしかも保存が良かったのか新刊レベルの状態。
半分ほどはポイントがあったので(だから購入したようなもの?^^;)元値にちょっとプラスして買えたようなものでした。

エミリー・ブロンテといえば『嵐が丘』で有名ですよね。
ブロンテ3姉妹(実際には5女1男)は3人とも文学的に才能があって…
・シャーロットは『ジェーン・エア』
・エミリーは『嵐が丘』
・アンは『アグネス・グレイ』
で、後世に名前を残してます。

が…父のパトリックだけが長命で、母親も子供たちも、病苦と苦悩の中に10代〜30代で夭逝している。
それだけに、文学の才光る3姉妹の作品たちが後世に読み継がれて、今でもイギリス文学に影響を与えているのは、一つの大きな救いなのかもしれないですね。

『嵐が丘』は何度も映画にもなってますが、この詩集の後にでも、また読んでみたいと思います。

 

 

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2020年11月 3日 (火)

『箱庭展』御礼

多忙に紛れ、御礼が遅くなりましたことをお詫び申しあげます。

10月の14日(水)から26日(月)までの約2週間、東京・代官山のギャラリーARTSRUSHにて開催されました『箱庭展』。(現在、『ポイズン展』が開催中です)

この素敵な企画展への作品出展のお話をくださったオーナーのマヤさんに、あらためて感謝を申し上げます。

そして、今年のこの「コロナ禍」の状況下にもかかわらず、足を運んでくださった全ての皆様、本当にありがとうございました。

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お話をいただいたのが、3ヶ月ほど前の7月末。

以来、作品を発送させていただくまでの2ヶ月間は、公私に亘り想定外に忙しく、作品作成に取りかかったのは、発送の2週間ほど前というギリギリでした。

それでも、一舞目のチョウチョを切り始めるまでの期間に、仕事をしながら、あれこれしながら、常に作品構成のブレインストーミングをしていたこともあり、短期間での一極集中で作品制作に向き合うことが出来ました。

それが幸いしてか、技量の稚拙さは別として、自身としては思っていたよりは納得できるものに仕上がったと思っています。

以前から、カリグラフィーと切り絵の掛け合わせをしてみたいという思いは持っていたものの、ついつい日常に埋もれてしまって、カリグラフィーは講師をしているからまだしも、自分の切り絵の世界には、なかなか大きく踏み込んでいくことができませんでした。

そんな中でのオーナーのマヤさんからの「作品は切り絵とカリグラフィーのコラボで」とのお話には、大きな追い風を送っていただいたと思っております。

重ねて、感謝しかありません。

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工藤の友人の方々も、わざわざ出向いてくださっており、20年来のカリグラフィーの同志が、作品の一つを購入してくださったことも、大きな励みになりました。

ありがとうございました。

複数の作品を出展させていただいたのは、かなり久しぶりになります。
それも、これまでの全ての方々との出会いのご縁があったればこそと思っています。

ゲーテの言葉に…
「恩知らずは、何をやっても成功しない」
という名言がありますが、この言葉の重みを、今回あらためて自身の内へ刻み込んでいる次第です。

今回の貴重な経験を機縁として、ほんとに遅々としたペースではありますが、また一つ、階段を上っていくべく、精進していく所存です。

これまで以上に、叱咤激励・ご指導をいただければ幸甚です。

 

工藤 祐輔



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2020年10月31日 (土)

墨文字の世界

あの阪神淡路大震災のあと、神戸から大阪へ移住。
生活環境もなんとか落ち着いてきた頃から今に至るまで、ずっと通い続けている散髪屋さんがあります。

当時、よちよち歩きだったお子さんたちも、もうすっかり成人。
一女一男の息子さんの方は、お父さんの後を継ぐべく、父子で仲良くお店を切り盛りされています。

6月か7月か、ちょっと忘れてしまったんですが、その息子さんと話をしていて、談たまたま「カリグラフィー」と「切り絵」の話題になったんですが、その時、息子さんが、実は書道を習っているということが判明。

師事されている「竹内緑泉先生」は、四條畷在住の書家の方で、作品集も出されているということ。

手持ちの1冊を見せていただきました。

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子供の頃に、やっておいたらよかったと、つくづく後悔しているのが「書道」…
ま、うちは貧乏でしたので、そんな余裕はなかったんですが、どういうわけか、「文字」を書くのは大好きなので、学校の授業でも、数少ない「書道」の時間は楽しみでしたね。

それが高じて、今はカリグラフィー をしているということなのかもしれません。
(ちなみに、カリグラフィーも、日本語訳は「書道」です)
それでも、「筆文字」の世界は、自分でやるには敷居の高い世界になってしまってます。

そういうこともあってか、機会があれば「書画展」へたまにフラッと顔を出すことがあります。
漢詩・漢文も好きってことも影響しているのかもしれません。
と云っても、その方面に素養があるとかってことではなく、ほんとにシンプルに「好き」ってだけなんですが。

文字のある風景は、それだけで気持ちが和むことが多いですし、「墨文字」の世界は、その場にいると気持ちが落ち着いてきます。
「書作品」集も同じで、見せていただいた竹内緑泉先生の「書作展」集も、目に入る作品たちがス〜っと心に入ってきます。

あれこれ感心していると、息子さんから、その1冊をいただいてしまうことになりました。
ありがとうございます♪

家でも、時たまページをめくりながら、竹内緑泉先生が書かれた作品を眺め入っております。

特にお気に入りの作品をいくつか、こちらにアップさせていただきますね。

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盛唐の詩人・李白の「送友人」

青山(せいざん)は北郭に横たわり
白水(はくすい)は東城を遶(めぐ)る
此地(このち)一たび別れを為さば
孤蓬(こほう)万里の征(せい)
浮雲(ふうん)游子の意
落日故人の情
手を揮(ふ)り茲(ここ)より去らば
蕭蕭として班馬鳴く

緑の山が町の北側に聳え
白い河が町の東側をめぐって流れている
この地で一度お別れをしてしまったら
旅立つあなたは蓬の種が風に飛ばされるように
    遠くへ行ってしまう
空に浮かぶはぐれ雲は 旅人の心を表しているようだ
沈もうとする夕日は 私の感情を表しているようだ
手を振ってここからあなたが去ろうとしている今
まだら馬までもが寂しそうに鳴いている

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明代初期の詩人・高青邱の「送呂卿」

遠汀(えんてい)斜日(しゃじつ)思い悠々
花は離觴(りしょう)を払い 柳は舟を払う
江北 江南 芳草(ほうそう)遍(あまね)

君を送って 併(あわ)せ得たり 春を送るの憂い

遠い渚に夕陽が斜めに差し 悠然とした思いが込み上げる
花は別れの杯を払って散り 柳は舟を撫でかすめる
江北でも江南でも そこらじゅうに草が茫々と茂っている
君を送ることで 春の憂をも拭い去ることができた

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盛唐の詩人・王維の「雑詩」から

君は故郷より来る
応に故郷の事を知るべし
来たる日綺窗(きさう)の前
寒梅花を著けしや未だしや
已(すで)に寒梅の發(ひら)くを見
復(ま)た啼鳥(ていちょう)の声を聞く
愁心春草を視て
玉階(ぎょくかい)に向かって生ぜんことを畏(おそ)る

あなたは(私の)故郷からいらっしゃったので
きっと故郷の事をご存知でしょう
あなたが旅に出られた日に あの人の窓辺に
寒梅はもう 花をつけていたでしょうか
寒梅が昨今咲いたと思ったら
鳥の囀りも聞こえてきました
あなたに逢えぬまま心は愁うばかりで 萌え出た春の草をみて
やがて逢えぬまま階(きざはし)まで生い茂るかと心配なのです

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ラストは、北原白秋の短歌

 君かへす
   朝の舗石
     さくさくと
  雲よ 林檎の
    香のごとくふれ

君を帰そうと見送っていると、朝の敷石の上に雪が落ちてくる。
雪よ、林檎の香りのように降っておくれ。

ロマンチックですね。
駄句を一つ…

 白秋の
   恋の文目(あやめ)に
    笑み寄せて
  からたちまでも
     匂いぬるかな

 

この竹内緑泉先生とその門下生の方々が、12月半ばに作品展をされるということです。
場所は天王寺。
タイミングを見て、行かせていただこうと思ってます。

 

さて…
今月の読書は4冊で終了。
忙しい限りで、想定通りになってしまいました。
こういうのは、想定に反してほしいですね(^◇^;)
が、来月は、久しぶりに多めに読めそうです。
読書の秋でもあります。
とりま、目指すは7冊かな。

10月もありがとうございました。
来月もよろしくお願いいたします^^

   

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2020年10月23日 (金)

代官山 ARTSRUSH 『箱庭展』 作品その三

代官山 ARTSRUSH 企画展 no.352 『箱庭展』への出展作品の三つ目、ラストになります。

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順番的にいうと、今回切った3舞のチョウチョの中で、一番最初に切れたのがこれでした。

名付けの友からは、見た瞬間に「LOVE」て返信がきたので、ちょっと考えて、名前は《hug me》にしました^^

そういえばになりますが…「ハグミー」といえば、楽器を持たないパンクバンドBiSHの最初のメンバーにこの名前の方がいてましたね♪
BiSHは大好きなので、よくYouTube で聴き流しをしたりしてます。

それはそれとして、これに合わせるカリグラフィーをどうするか。

『箱庭展』ていうことなので「庭」に関する詩を3つほどピックアップしてたのは前に書きましたが、このチョウチョについては、額は縦長にすることに決めてましたので、それなら…ということで、Andrew Marvelle の『The Garden』をセレクト。

9連からなる『The Garden』から、第5連と第6連を書くことに。
書体は、最初はイタリック体にしようかと思ったものの、なんとなくしっくりこないような気がしたので、カロリンジャン体でレイアウトも考えつつ、一度下書き練習をしてみました。

感じよく書けたのと、レイアウト的にも良かったので、すぐに清書。
黒インクにパールゴールドのガッシュを少し混ぜて書いたので、近目で見ると、ほんの少しだけですがキラキラしてます^^

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文章的には長いです。
これ、どこで失敗しても当然やり直しになるんですが、時間的にそんな余裕は一切なかったので、超緊張しながら、何度も何度も文字確認をしつつペンを進ませた次第です。
よく失敗しなかったものです…^^;

 

What wondrous life is this I lead!
Ripe apples drop about my head;
The luscious clusters of the vine
Upon my mouth do crush their wine;
The nectarine and curious peach
Into my hands themselves do reach;
Stumbling on melons as I pass,
Insnared with flowers, I fall on grass.

Meanwhile the mind, from pleasure less,
Withdraws into its happiness:
The mind, that ocean where each kind
Does straight its own resemblance find;
Yet it creates, transcending these,
Far other worlds, and other seas;
Annihilating all that's made
To a green thought in a green shade.

まさに最高、ここでのくらしは!
熟れた林檎が上から落ちてきてくれる。
房をなして輝く葡萄が
口にワインを注いでくれる。
椿桃や他のおいしい桃が
ぼくの手に向かって手をのばす。
つまづけばそこにはメロン、
花の罠にかかって転べばそこは草のベッド。

一方心は、低次なからだの喜びから
隠遁し、より高次な幸せに浸る。
心とは海、この世のすべてのものの
像が宿る、そんな海。
むしろ心はつくる、それらを超える
別の世界を、別の海を。
この世のすべてのものは消え、
緑の木陰で緑の想いと化していく。

 

で、これと hug me を合わせたのが…

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前の二つと比べて、自分の写メの仕方が悪かったのか、写真写りはよくありません…_| ̄|○

でも、個人的にはこれが一番のお気に入りかもですね。
カロリンジャン体がめちゃくちゃ好きってこともあるかもしれません。

部屋に飾りたい…笑笑

 

『箱庭展』は26日までです^^

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2020年10月19日 (月)

代官山 ARTSRUSH 『箱庭展』 作品その二

東京・代官山ARTSRUSHでの企画展 vol.352 『箱庭展』の会期も、半分となりました。

ちょっと日が空いてしまいましたが、出展作品の2つめをアップさせていただきますね。

まずは、切り絵チョウチョから。

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名前は、” bail apasionado " 英語で云うと、” passionate dancing "
あ、これ、スペイン語です^^

このチョウチョ…
他の2舞より難産でした。
時間で云うと、1.5倍ほどかかったかと。

広げてみないとわからないと云うのが難点といえば難点なんですが、いろいろと不安を抱きつつも、思ってたよりはイイ雰囲気に切り上がったかと思います。

これも、名付けの友に見てもらうと…

・見てて立体的
・フラメンコみたいなダンス
・炎舞
・passionate dance

ということでした。
話すことも読むことも当然できませんが、自分、スペイン語が好きなので、それで、「bail apasionado」としてみました^^

 

これに合わせる「詩」をどうするか…
今回の展示用に、3つほどは候補に挙げてたのがあったんですね。
で、最終、そこから選んだのが…

Wiliam Wordsworth の『The Daffodils』でした。

一応、dancing でもあるので、軽快感を出したくて、用紙の色とガッシュの色をソフトなものにして、書体はカッパープレート体に。

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慣れないことをしてしまいました。
なので、これがイイ方向に出たのかその逆なのかは、自分では判断付きかねますが、とにかく、合わせてみたのが「↓」です。

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額はA4サイズ。

ちなみに、この「詩」のなかに、「dancing」という単語が入ってました。
これは、後で判明したことながら、なんとなくリンクしている感じで、うれしかったです^^

 

 The Daffodils

I wander'd lonely as a cloud
That floats on high o'er vales and hills,
When all at once I saw a crowd,
A host of golden daffodils,
Beside the lake, beneath the trees
Fluttering and dancing in the breeze.

 水仙

谷を越え山を越えて空高く流れてゆく
白い一片の雲のように、私は独り悄然としてさまよってきた。
すると、全く突如として、眼の前に花の群れが、現われた。
湖の岸辺に沿い、樹々の緑に映え、そよ風に
吹かれながら、ゆらゆらと揺れ動き、躍っていたのだ。

(岩波文庫 『イギリス名詩選』

 

東京・代官山 ARTSRUSH 『箱庭展』は、26日までです^^

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2020年10月16日 (金)

伊丹で「カリグラフィー教室」スタート

4年ほど前、工藤が出張カリグラフィー教室を始めさせていただいた時、伊丹から大東の住道の会場まで、体験レッスンに参加してくださった方がいました。
この時と、少し間を空けて2回レッスンを受けられた後、お子さんの出産のこともあり中断。

あれから3年ほど経っているんですが、今回、その方が主宰する、「伊丹市の心ほっこりサロン Tonttu fleur」(伊丹市で子育てママ向けのイベントの主宰)の活動の一つとして、工藤に声をかけてくださいました。

何から何まで設定していただき今日の日を迎えたわけですが、やりとりしてて思ったのは、ともかく聡明な方ということ。
絵本のサロンもされているだけあって、つまりは、絵本の読み聞かせをされているんですが、それだけに「声」もいい。

「声」ってとても大切です^^
めちゃくちゃ姿勢のいい剣道女子でもあります。

その阪上まゆりさんが募ってくださった2名の方々と共に、今日は、会場である伊丹市神津交流センターにて、カリグラフィー体験レッスンをさせていただいた次第です。

心地よくソーシャルディスタンスを取れる明るく広い空間でのカリレッスンでしたが、文字を書けば息が止まるし、力が入って肩が凝る…(^◇^;)
カリグラフィーって、見た目だけだと華やかに見えるんですが、結構地味な作業です。

普通とは違うペンで、普通ではしない書き方で文字を書いていく。
でも、「普通ではない」って「異常」ってことではないですからね^^

何度やっても出来ない…って思ってても、ちょっとしたことで「出来た!」ってなる。
今日も、そんな光景が少しですがありました^^
黙々と慣れないペンを持って、「ペン先は45度で」「傾斜を忘れないで」「ラインは平行ですよ〜」と、何度も同じことを云われる中、「あ! 書けた!」ってなった瞬間は、実は工藤も嬉しかったりするんです♪

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途中、休憩を挟んでの2時間ほどの時間は、ちょっと大変だったかもしれません。
おまけにラストには、ご自身の名前をピンクのカードに、いきなり本番で書いていただきました。
でも、みなさん、がんばって書いておられましたよ。

終了後、主宰のまゆりさんが、資格まで取られたという「読み聞かせ」で、『魔法のハッピーハロウィン』という絵本を読んでくださいました。
大人向けの読み聞かせです♪
読み終わってからの語りがまた何とも秀逸で…

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工藤も学ぶことがいっぱいあった充実の時間となりましたよ。
感謝です。

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↑ ハロウィンのチョコまでいただいてしまいました♪
 重ねて、ありがとうございます☆☆☆

こちらでのカリグラフィー教室は、毎月第三金曜日となります。

お問い合わせは… ← こちらまで。

尚、レッスン内容等についてのお問い合わせは、工藤まで。
mail : mystic.tempo★gmail.com (お手数ですが、★を@に変更してくださいね)

 

さて…連続出社日数が、もうすぐ1ヶ月になりそうな工藤…笑
どうしたものか…
でも、とにかくここは乗り切るしかないので、やり遂げます。
伊丹から帰ってきて、まずはランチを久しぶりに以前バイトをしてたギンカさんで。

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もう…めっちゃ美味しかった明太子スパ大盛り。
何ヶ月ぶりのことか。

それと、以前ここのスタッフで一緒だったNさんが、自家製の「栗の渋皮煮」を持ってきてくれてあったのをお裾分けで一つ。

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結構大きい栗です。
こういう美味しいものを口にすると、なんか、いろんな嫌なことも飛んでしまいますね^^

で、お腹もいっぱいになって会社に繰り出してきました。

と…今日は会議があったこともあり、東京から常務が来てはりまして、
「クドちゃん、ちょっと話がある」
と応接室に呼び出され、何かと思うと所属替の件。
仕事内容なほぼ変わりませんが、業務部から事業本部への移動。
特に問題はありませんが、なぜ?(^◇^;) ま、いいですけど。

そのまま常務と種々懇談をしてて、カリグラフィーの話に。
すると、東京の女子社員さんの一人が24日に結婚式だそうで、「名前入れて、Happy Wedding 書いてくれんか?」ときまして、オーダーをお受けしてきました。
云ってみれば内輪のことなので、代金は額と送料の実費だけとさせていただいたんですが、日がない…(^^;;

正面突破で「なにしかやると」で頑張ります。

そして、明日は神戸の《風の家》にてカリグラフィーレッスンです。
工藤は生徒さんです^^
ほんとは爆睡したいです…^^;

そやけど、しっかりがんばってきま〜す。

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2020年10月14日 (水)

代官山 ARTSRUSH 『箱庭展』 作品その一

今日からスタートしました。

東京・代官山のギャラリー ARTSRUSH での 企画展 vol.352『箱庭展』

工藤は、「カリグラフィー × 切り絵」で、作品を3点出展させていただきました。
2〜3日おきくらいに、一点づつ、こちらとアメブロの方にアップさせていただこうと思っています。

さて、今日は一つめ。

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名前は…wisdom 英知

今回も、工藤のチョウチョの「名付けの右腕」といっていい方に、いつものように、直感で名前を付けてもらいました^^

工藤の切り絵、特にチョウチョに関しては…ってことになりますが、外周枠を描いて、紙を二つ折り。
その後、翅の中に2〜3本のラインを引いて、あとは模様を少しずつ描きながら切っていく感じになります。
下絵を完成させてから切るっていうことは、ほとんどしてません。
そういうわけなので、広げてみないと、どんな雰囲気になっているのか、当人がよくわかってません。
こんなんでいいのかな〜とは思ったりすることもありますが、まぁ、なんとか仕上がっていますので。^^;

掛かった時間は、4時間弱かな。

 

そして、カリグラフィーの方は…

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No coward soul is mine,
no trembler in the world's storm-troubled sphere :

私の魂は怯懦ではない、
この世に吹きすさぶ嵐に戦くような、そんな魂ではない。

イギリスの詩人・小説家 Emily Brontë (エミリー・ブロンテ)の詩。

エミリー・ブロンテは、あの有名なブロンテ三姉妹の次女。
『嵐が丘』の作者といえば、ご存知の方も多いと思います。
この詩は、エミリーの最後の詩と云われているもの。といっても、いわゆる「辞世の詩」とかではないようです。
激しいですよね…
この激しさが好きで、これまでも何回もこの詩をカリで書いてきました。

岩波文庫の『イギリス名詩選』の中の解説によると…
「正統的な信仰や心情を示唆する表現と背中合わせにそれを超えて自分自身の信念を叫ぼうとしている」とあります。

うむ…なるほど…

これをイタリック体にて円形で書いていくってことは、最初から決めてました。
額の大きさが決まっているので、円の直径とか、xハイトの幅とか、さて…どうしたものかと思いつつも、先ずは適当にコンパスで円を書いてみました。
そこに、スピードボールのC4仕様で xハイトを決めて下書き練習をしてみると、ちょうどいい按配になっていて。^^

で、チョウチョとこれを合わせてボックスフレームに入れたのが…

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思ってたよりもしっくりきてて、色合わせもグッドかな〜と思ってます。

こういう色合わせ、実は得意…というところまではいきませんが、かなり好きです。

今回は、額の雰囲気・色、チョウチョの色、カリグラフィーの用紙の色、それと文字の色。
この組合わせ・掛け合わせで、この詩の雰囲気をバックアップできたらっと思っての配色。
なんとか及第点はもらえるかな〜って思います。


今回、カリグラフィーと切り絵で自己完結コラボにしたのは、実は、ARTSRUSHのオーナーのマヤさんからのリクエストがあったからなんです。
気に入っていただけたかな〜

 

『箱庭展』 26日までです。

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2020年9月30日 (水)

☆〜 ウェディング・ウェルカムボード 〜☆

7月末くらいに10数年来の付き合いの後輩からオーダーを頂いてた、彼の妹御の結婚披露パーティーのウェルカムボードがやっと完成して、先日、引渡しをしてきました。

とりあえず、後輩はめちゃ喜んでくれ、そのあと、当の妹御である”萠実(これで「めぐみ」と読むのです)ちゃん”からも、嬉しいお言葉をいただきました。

ホッとしてます…^^;

話をもらってから丸々2ヶ月。
紆余曲折を経て、完成したのは先日の26日。
引渡しの約束は27日…
何をやっても、やっぱりギリギリな工藤です…超^^;

ほんとに紆余曲折がありまして…

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↑ 当初は、リボンの手巻きバラ=リボンローズを51個作って、ほぼ全部を使ってのデコを考えてました。
実際、作成して完成したんですが、何かしっくりこない。
ちなみに、それが24日。

どうしようかと悩みつつも、悩んでても仕方がないので、翌日は仕事しながらブレインストーミング。

結局、やり直すことにして(というか、それしか道はない・笑)26日は昼から短時間超集中激烈講座みたいになって、ローズをまた新しく30個以上巻いて、グルーガンとも格闘して、なんとか完成に漕ぎつけました。

この日に出来んかったら、ほんまにヤバかったです。

完成したのがこちら。

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ある意味、オーソドックスな風体かなと思います。
落ち着くところって、こういうことになるのかもしれないですね。

引渡しの当日は、後輩からは「代金を払う」、工藤は「アホ、お祝いやのに、そんなんもらえるか!」としばし応酬がありましたが、ともかく、工藤からのお祝いとして受け取ってもらうことに落ち着きました。
最初から、そういうつもりでしたので^^
ほんとに長い付き合いで、萠実ちゃんのことも、ご両親のことも、よく知っております。
なので、余計にね^^

ところで…デコに使ったリボンローズですが…
リボンを手巻きして作成のリボンローズは、以前、日本リボンローズ協会和田先生河村先生から学んだもの。
工藤は、ベーシックコース修了までいきました。
ディプローマ(講師資格)は取ってないので、教えることも販売することも出来ませんが、ご興味ある方は、日本リボンローズ協会和田先生もしくは河村先生まで是非♪

結構、ハマりますよ^^

 

さて、次へ進みます…というか進んでます。
昨日から取りかかってますが、本来なら今月中に終わってないとアカンことがあり…
あと1週間ほどで作品を完成させないといけません。
ブログアップしたら、気合入れて続きをやります。

 

あ、通勤路の彼岸花が、やっと満開になってきました。
1週間もずれての満開は、これまでなかったような…
これも気候変動の影響なんでしょうかね。

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明日から新しい月。
みなさま、佳き時間をお過ごしくださいね^^
工藤は怒涛の中へ飛び込みます。笑

 

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2020年9月29日 (火)

カリグラフィーレッスン@Kアトリエ

9月も、残すところあと一日。
暑い暑い上旬から、湿度の高い中旬に続き、ここにきてやっと秋を感じられるような気温と空の風景になってきました。

先日の日曜は、日本リボンローズ協会のKアトリエにて、カリグラフィーレッスンが無事開催。
Kアトリエのあるマンション前の中庭では、「小さい秋」も見つけられましたよ。

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さて、カリレッスン。

先月から突入のカッパープレート体。
正直、講師をしだしてから、まだまだ日の浅い工藤なので、カッパー講座は初なんです。
あれこれ試行錯誤をしつつ、テキストも自作しながら、時にカリ仲間にも相談にのってもらいながらの時間。
「教える」というより、やっぱりよく云うところの「ともに学ぶ」って云うトーンがしっくりくるような気がします。

4人の皆さんも、慣れないオブリークホルダーと、揃わない傾斜と、ニブ先の強弱の付け方等々と、「楽しく」格闘されてます。
やっぱりどこまでも、「どれだけ書いたか」ってところに落ち着くカリグラフィー。
自分も、相変わらず、日々の練習は欠かさずやってます。

なので、是非、家でも書いてくださいね〜♪

あ、そのうち、ストレートホルダーでもカッパーを書いていただくことになりますので。^w^

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↑ いつもの4名さま。河村先生、Nさん、Uさん、Yさん。
あ、もちろん、あやのちゃんも来てくれましたよ♪

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↑「おかあさんといっしょ」を視て^^

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↑ ママと一緒にカリグラフィーレッスン受けて♪

なんか、Kアトリエでのカリ教室が、そのままあやのちゃん成長記録みたいな感じになってたりします^^

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レッスン終わっての帰り。
キツネさんを背中に、ママと同じ髪型のあやのちゃんの図。

メロメロになってしまっているくどうせんせいでした。

 

さて、この日、最初に書いたように「小さい秋」を見つけたんですが、こんな光景もあったんです…

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咲いてたのは一輪だけです。
でも、なぜいま???(^◇^;)

季節外れといえば、もう一つ。

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通勤路にあるヤマブキさんが、また咲いてました。
こちらは三輪ほど。
確実に自然は狂ってますよね。

何がどうなっとうのか…

秋がめぐりくるのは嬉しいことですが、これから台風の季節も到来。
大きな災害にならないこと、祈ってます。

 

ところで…
仕事の方が、今月はかなり忙しくなってました。
特に下旬。
休みが出勤になったのが2回。
ひそかにサービス残業1時間半が1回。
で、26日から明日まで、工藤は実は夏休みなんですが、毎日会社へ寄って、1時間ほど作業をしています。
なんしか、やっとうことが繁多でややこしいので、1〜2時間でできてしまうことだけを軸に対応してます。
ま、しょうがないかな…
その分、来月に有給を1日取らせていただこうかと思ってます^^

そういうわけで、ブログをアップする時間も取れずに来たので、久しぶりの投稿になってしまいました。
上旬にやられた熱中症の目眩も、中旬まで続きましたし。
そんな日々ですが、相変わらず夕焼けは写メってます^^
↓ のは instagram にはあげたんやったっけ?
忘れましたが、ちょっとだけこちらにも。

20日の夕焼けです。

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そうそう。
お彼岸の季節アラウンドは、春も秋も心身ともにリズムが狂いやすいんです。
体調崩したり、なんとなく気持ちが滅入ったりした人も多かったようですし。
これから過ごしやすくなるので、少しずつ整えていきましょ。

どうかみなさま、佳き日々をです。

 

 

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2020年9月13日 (日)

燃える夕焼け

今日の夕焼けは炎が燃え上がるような光景になってました。

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彩雲が出る時もそうなんですが、湿度とか体感気温とか諸々で、何となくわかる時があるんですね。
夕焼けの度合いとか彩雲が出そうかなってこととか。

今日は仕事からの帰り道、そこそこ強めの夕焼けになるな〜って思ってて、帰るなりベランダに出てみると、1枚目の写メの状況。

あとは、順番通り。
最初からラストまでで12枚の写メを撮ったんですが、この間って2分ほどでしかありません。

まさに、「燃えて」いるような夕焼け。
「燃えて」いるっていうより「焼けて」いるって云う方が如実かも。

空は、このまますぐに暗くなってましたね。

さて、昨日はリボンローズを30コ作成。

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合計51コとなりました。
これをどうするかってことで、今日はあれこれ工作をしてたんですが、若干微妙な感じになってきてまして^^;
でも、今更後戻りできないので、このまま前進するしかありません。

明日は、「組み立て」作業のリハーサルをやってみます。

あ、何をやっているかというと、後輩の妹の結婚式用のウェルカムボード作成です^^

来週中には納品させてもらいたいので、頑張ります。
今日は額を発注しました^^

どうなることやらです。

気温は確実に秋へ向いつつの下がり方と思うものの、湿度が高いですよね〜
工藤は乾燥には強いんですが、湿度にはめっきり弱いんです…(++)
結構しんどいですわ。

早く、爽快な秋が到来することを祈ってます☆

 

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