思うこと

2021年2月24日 (水)

melody

頑張って、日々切ってます。^^
が、やっぱり、肩凝り・首凝りは避けられないので、たまに頭痛にやられてしまいますね。^^;
その度に、湿布貼って対応。

今日は、そんな日でした。

あとは、指に食い込むハサミの持ち手…(^◇^;)
これは、かなりヘビーな感じなのです。

1月の20日から、事情があってずっとやってきているのは、同じ図案の切り絵を複数枚切るっていう作業。
平均したら、1日に5つ、時間にしたら2時間ちょい。
一つ25〜35分くらい。

これをほぼ休むことなくやってます。
こんなこと、これまでしたことがなくて、ある意味、新鮮で楽しさもあって、なかなかおもしろい。

(ちなみに、一つに掛かる時間が ↑ な感じなので、難しいことはしてないんです。)

そんな日々ですが、この作業をずっと続けてたことで、先週のミモザカラーのチョウチョ「mimosane=ミモザーヌ」も、想定以上にトントンと進みました。

なにがしかの「流れ」みたいなものを感じます。

それはそれとして、ちょっと気分転換で一舞もののミニチョウチョを切りました♪

20210223-melody

幅、7センチくらいかな。
名前は…なんとなく眺めてて「melody」って言葉が浮かんだので、そのまま名付けました。
40分くらいで切ったかな。

このチョウチョの図案自体は、過去作と今作とのミックスみたいなものです。

昨日はアメブロに書いたんですが、切りながら思ったのは、やっぱり自分はチョウチョが好きやな〜って。

そうそう。
汎用の名刺を作りました。
今日、届いたんですが、こちらの名刺、表にも裏にもチョウチョが載ってます。

「🦋」⇦ このまんまのモルフォです^^

そろそろ活版名刺も作らないと、残・僅少状態です。
これは、どうせなら、自分でデザインしたいですね^^

さて…
明日は休みなので、10くらい切れたらいいなと思ってます。

がんばろ♪

| | コメント (0)

2021年1月13日 (水)

ネルソン・マンデラ氏名言…人生で最も賞賛すべきは…

獄中一万日を耐え抜いたネルソン・マンデラ氏。

分厚〜いマンデラ氏の本を2冊読んだことがあります。
分厚いものの、一気に読んだことが懐かしい。

その2冊の英語原書も買いました。
そうです。買ったんです。
手元にあるので、きっとそのうちに読みます…多分、読みます…読むんちゃうかな…ま、いいやん(^◇^;)

そのネルソン・マンデラ氏の名言のひとつ。

20210113

The greatest glory in living lies not in never falling, but in rising every time we fall.

人生で最も賞賛すべきは、転落しないことではない。
転落しても、何度でも立ち上がることである。

 

何年ほど前だったか忘れてしまってますが…

ある方に、こんなことを云われたたことがあります。

「工藤くんは、叩いても叩いても起き上がってくるよね〜」

心底嬉しかったですね。
これ以上の褒め言葉はないと思いました。
これ、自分の中では「たからもの」のようなものになってて、今も大切にしてます。

人間が器用ではないし、だからまた、生きるのも器用ではありません。
周りからはそうは見られませんが…^^;

手先は器用ですけどね。あ、ちゃう、小手先や(^^;;

が、そんな奴なので、今もしょっちゅう転けてます。
でも、七転び八起きではないですが、その度に起き上がって、また前へ歩いていけるのは、この「たからの言葉」があるからってのは必定。

なので、その方には、今も感謝しかないですね。

これからも、確実にコケまくるのは見えてますが、それでもその度に起き上がってやるつもりです。

 

| | コメント (0)

2021年1月 9日 (土)

遅ればせながら「書初め」

光陰矢の如しです。
2021年も明日で10日になります。

あちこちで書いてますが(笑)、年末年始は仕事仕事になってしまい、家のこと・身の回りにことが、すっかり後回しになってしまいました。
ほんと、ここまで忙しかったのは数年ぶりだと思います。

そんな新年最初の1週間ほどでしたが、一昨日・昨日とやっとこさ、まともな連休となりました。
片付けしつつ、連日の疲れがあって横になってたりと、めずらしく「休日らしい?」過ごし方。

ふと…そういえば、まともにペン持ててないし…

ということで、「書初め」をすることに^^

20210108

いきなり新年から堅い文章になってしまいましたが…

By observing the fury of the rain,
we can tell the greatness of the dragon that caused it,
and by observing the flourinshing of the lotus flowers,
we can tell the depth of the pond they grow in.

「雨の猛きを見て竜の大なるを知り、花の盛んなるを見て池の深きことを知る」

中国の天台大師智顗の言葉になります。

この英訳文を探すのに、結構手こずったんですが、英語やと説明的でわかりやすいです。
これぞ、訳者の力量なんでしょうね。

新年早々、いきなりこの文章を選んだのには理由があります。

自分にとって、カリグラフィーの同志と云える方がいるんですが、実はその方へのささやかなる御礼その他諸々を込めての書き。
昨年は、工藤の切り絵チョウチョ×カリグラフィー作品を購入してくださったりもしました。

Instagramとfacebookに上げるとすぐに反応していただき、こちらもメッセにてその旨をお伝えすると…

「やっぱり。そうだと思いました。スクショしましたもの」とのこと。

何も云わずとも、阿吽の呼吸というのか、以心伝心というのか、長いお付き合いなだけに、お互いをよく知り、よく観ているってこともあるんでしょう。

そういう友人を持てたことは、何より幸甚という以外ないですね。

 

というわけで、カリの「書初め」は無事に終了。
次は、切り絵の「切り初め」もしないとやなぁ。

 

| | コメント (0)

2020年12月31日 (木)

2021年へ

今年の残り時間もあと少しになりました。

2020年は、年頭から「COVID19」いわゆる「新型コロナウィルス」に、世界中が翻弄されてきた一年になりました。

今のところ、工藤の身辺知己に感染者は出てませんが、今月の状況をみるにつけ、日々の緊張感を緩めることのできない時間は、まだまだ続きそうです。

どうか、皆さまお一人お一人も、ご健康であられますよう、ただただ切に祈っております。

 

さて、大晦日ってことで、毎年恒例の「あれ」です。

今日は午前中にやってしまいました。

2020123102

↑ のは、梅なし。
↓ のは、梅あり。

2020123103

いつもいつも、我流のワンパターンで代わり映えしませんが、でも、折角いただいた花たちが、少しでもキレイに観てもらえるよう、工藤なりに工夫したつもりです。
百合は、一応、咲いた後のことを考えているんです^^

花屋さんに、感謝ですね、ほんと。
毎年、ありがとうございます♪

 

この一年は、新型コロナのこともあって、3月辺りはかなり余裕が失くなってました。
仕事柄、ある意味、しょうがないのかもしれません。
一部の方には、パンパンになった工藤がご迷惑をおかけしてしまった感。
ご容赦くださいね。

いろんなことに制限がかかって、しんどい、辛い思いを強いられてきているひとも多々。
それだけに、自分自身のこと、身の周りのこと、人間関係、日々の生活との向き合い方から生き方まで、あれこれと考えることの多かった一年になった方も多かったのではないかと思います。

工藤もそうでした。

てことで、2021年になります。
思い多々ながら、そこから動いていかないとね。

いろんなところで疎外感をひしひしと感じることもありますが、それはそれで、自分のこれからの動きには関係の薄いこと・薄くなっていくことと思ってます。

それとともに、より結びが強くなっていく人間関係があるのも事実。

どんな流れの中でも、自分で創り出していく流れの中でも、来年も、やっぱり「恩」だけは忘れないでいきたいと思うのです。

| | コメント (0)

2020年12月26日 (土)

ひこかみの「干支紙細工」2021

毎年、干支もので部屋に飾るものが2つあります。

そのうちの一つが、「組立紙細工ひこかみ」こと坂口雅彦さんの「干支紙細工」

こちら( ↓ )は今年2020年の「子年」バージョン。

2020122512

で、↓ のが2021年の「丑年」バージョン。

2020122514

2020122515

2020122517

毎年毎年の楽しみの一つです。
よく出来てます^^

元はどんな感じなのかというと…

2020122518

これが「キット」

ハサミものりも必要ではなくて、10分もかからずに完成してしまいます。
お子さんたちにも、かなり好評なようで、例年なら、いつも「ワークショップ」もされているんですが、今年は「コロナ禍」の一年。
大きな催事はほぼ中止となって、毎年恒例になっていた大阪・大正区で開催される「エイサー祭り」も残念ながら取りやめに。

大正区に生まれて、大正区に育って、ずっと大正区を愛してやまない坂口さんのライブイベントは、区民の皆さんも本当に楽しみにされているダイナミックなダンボールアートフェスなんです。

こんな感じの「ダンボール製巨大シーサー」を作られます。
  ↓ ↓ ↓

2020122522

坂口さんのこれまでの来し方は、言葉を尽くしても語り尽くすことができないくらいの紆余曲折の中にあったようです。

でもね、この人の素晴らしいところは…
顔がクシャクシャになるくらい…というか、実際、クシャクシャ(めっちゃクシャクシャ)…の笑顔。
感謝を忘れない心。
子供たちとの一つ一つの出会いをすごく大切にして寄り添う姿。

ほんとに、お子さんたちに、すっごい人気があるんです^^

そうそう。
たまたま見つけたんですが、大正区の街・人応援メディアの「大正Labo」さんが、この坂口さんのことを取材して記事にされてました。

手で作ることを子供たちに伝えていきたい〜
  神のような神細工師ひこかみ様に密着!

  ↑ ↑ ↑ ↑ 

是非、読んでいただきたいな〜って思います^^

工藤は、坂口さんには忘れることのできない「ご恩」があるのです。
だから、陰ながらも応援させていただいています。

坂口さん、お身体大切にです☆

 

「ひこかみの干支神細工」

ご注文・お問い合わせは ↓ まで。

2020122521

| | コメント (0)

2020年12月20日 (日)

今年もあと少し…

また、すっかり「間」が空いてしまいました。
申し訳ありません…m(_ _)m

FacebookでもInstagramでも、ずっと記事アップをしてないもので、

「工藤さん、大丈夫ですか?」

との、優しいお言葉・メッセージを、ちょくちょく頂くことが増えてきました。^^;

もうそろそろいい加減に、表へ出ていかないとアカンな〜と思ってたところです。

新型コロナのこともあるので、工藤の仕事内容を考えて、心配をしてくださる方も多いみたいです。

お声がけをしてくださった友人の皆さま、ほんとに、ありがとうございます。

アメブロの方では、書かなかったんですが、実は…10月の末から気管支炎にやられてしまいまして、やっと昨日辺りから完治の目処がついてきたような…と云うのが実情。
といっても、仕事は休まずに行ってますし、熱があるわけでも無いですし、気管が痛かったのと咳が止まらないことがあったこと以外は、特段何もなく大丈夫。

でも、この世相の中、流石に咳はね…
今はほとんど現場へ出ることがないものの、たまに出ていかないと行けないこともあり、そこで出そうになる咳を我慢するのが大変でした。(⌒-⌒; )
病院にも行けなかったです。

ご存知の方もいてはりますが、工藤の気管支炎て、コーヒーの飲み過ぎが原因になるという摩訶不思議なやつです。笑

(長くなるので、詳細は端折りますが)

ひどい時は、気管支喘息にまでなってしまうんですが、今回は気管が痛いだけのところで止まってくれたのが幸い。
これ、1年半くらいに1回はなるような持病みたいなものなんですが、今回はどういうわけか、軽い気管支炎で止まってくれました。
ただ、長かった…^^; ほんま、ひと月半超えは長すぎです。

それと併せて、とにかく仕事がハードで。
休みの日も会社へ顔出しをして、ちょっと2時間ほど作業をするのが通例みたいになってます。
今月も、休みの半分以上は出社してますね。

4月から考えると、量的な部分だけでも倍にはなってます。
でも、その分、処理能力はアップしました。(自慢だー 笑)

それと…
「何かあったんですか?」とのメッセージもいただいたりしますが、↑ の件以外、特に何も無いです。^^

なんし、毎日クッタクタなので、キー打ちする気分にもなれず、PCの画面は見てますが、「作業」をするメンタルにはなれませんでした。

でも、昨日から一応「復活」…かな^^

 

そんな日々を過ごしているうちに、今年も残り僅かとなりました。

振り返って、2020年も、ほんとに素敵な出会いに恵まれた一年だったと思えます。
コロナのことがあって、実質的に表へ出て行くことは減りました。
が、「リアル」と併せて「ネットの世界」も含めてってことになりますが、「人」だけではなくて、大好きな「切り絵」のいろんな作家さんたちの作品やら、「文字・カリグラフィー」の世界、「ハンドメイド」から「アート作品」まで、あれこれと接する機会を持てたのは幸甚でした。

以前から知己であった方々が、前にも増して、このコロナ禍の中を頑張ってはったり、いろんな事情で中断していたことを新たな気持ちで再起動させている姿を見せてもらったり。

そういうことも、「新しい出会い」と思ってます。

誰かと接することで、それが「元」になって、自身が元気になれたら、それって嬉しいことやないですか。

アートって、人を分断する物ではなくて、人を繋ぐもの・調和を醸し出していく力を持っているものと思うんです。
だからこそ、人それぞれの基準とか嗜好はあるものの、「いいと思えるものはいい」って真っ直ぐに云えることもまた幸せなことだと。
そこに手枷や足枷がはめられてしまう世界って、自分は好きになれません。

そうそう。
本を読んでても、例年以上にその時その時の自分にうまくフィットする文章に出会えたりもしました。

随分前に読んだ本の中に、「結局、人生は、出会いに尽きるものかもしれない」っていう一文があって、強く心に残ってます。
宮城教育大学の初代学長をされた林竹二先生の言葉です。
林先生は、工藤が一番尊敬する教育者で、灰谷健次郎さんとの対談集もあります。
その通りだと思うんです。
人間だけではなくて、どんなものとの「出会い」も全部、きっと大切なんですよ。

去年の春先に、ある方と懇談をしてた中で、話の流れで相手の方がこんなことを云われました。

「私の知らない人たちが、私のことをどれだけあれこれ云おうと、私は一切気にしません」

この方との出会いも、今、新しい展開を紡いでくれました。
先日もちょっと話をさせていただいてたんですが、総じて「潔い」。
性別を超えて、「潔い」人は、やっぱり大好きです。

あと10日ほどで2021年。

次なる一年も、佳き出会いに恵まれたいですね^^

| | コメント (0)

2020年11月14日 (土)

エミリー・ブロンテ

先月、東京・代官山のギャラリー ARTSRUSH に出展させていただいた作品3点のうちの一つに、イギリスのエミリー・ブロンテの詩の一節をカリグラフィーで書いたものと切り絵チョウチョの掛け合わせをしたものがあります。

エミリー・ブロンテの詩は、とても好きで…
といっても、手持ちにあったのは、岩波文庫の『イギリス名詩選』ていう1冊のみで、その中にエミリーの詩は2作しか掲載されていません。

でも、まあ…
その2作ともに好きで、うち一つの「私の魂は怯懦ではない」ってのが、上記作品にカリしたもので、多分…30年くらい前からずっと好きな詩の一つになっています。

 No coward soul is mine,
 No trembler in the world's storm-troubled sphere :
 I see Heaven's glories shine,
 And Faith shines equal, arming me from Fear.

 私の魂は怯懦ではない、
 この世に吹きすさぶ嵐に戦くような、そんな魂ではない。
 私には、天の栄光の輝きと、それに劣らぬ人の信仰の輝きが、
 はっきり見えている——私にはなんの不安もない。

 〜〜〜

 Though earth and moon were gone,
 And suns and universes ceased to be,
 And thou were left alone,
 Every Existence would exist in thee.

 There is not room for Death,
 Nor atom that his might could render void :
 Since thou art Being and Breath,
 And what thou art may never be destroyed.

 地と人とは過ぎ去るかもしれない、
 日月星辰も宇宙も姿を消すかもしれない、
 だが、汝さえ後に残るならば、
 すべての存在は汝により存在し続けるはずだ。

 そこには死を容れる余地はない、
 死の力が破壊しうるものはひとかけらもない、
 おお、わが衷なる神よ、汝はまさに「在るもの」、まさに「命」、
 汝の本質が永久に亡びざらんことを!

姉のシャーロットは、内容的に「辞世」めいたものが感じられないでもないこの詩は、エミリーの最後の詩と云ってたそうですが、そうでもなかったみたいですよ。

自分にとって7連からなるこの詩の最初の2行は、何かあるごとに思い出されて、そこから前に進むための背中への一押しになってきたことは事実。
そういう意味では「恩」のある一節ですね。

20201006-wisdomcal

       +

20201002-wisdom_20201114223801

      ||

2020101003

ARTSRUSHに出展させていただいたこの作品は、カリグラフィーの同志でもある縁文師 雅子さんのところへ舞い飛んでいったんですが、雅子さん、Facebook・Instagramにてアップしてくださってました。

ご本人の許可を得て、こちらにも。

2020111202

気恥ずかしい限りですが、かれこれ20年以上の長きにわたっての交流を結ばせていただいている方なので、そこへ舞い降りていったっていう不思議な安心感もあります。

自分からしたら彼女は、尊敬に値する「日々、努力の人」でもあります。

水木しげるさんの言葉に…
「自分の中にある
 自分を進ませまいとするものに
 一分でも一秒でも
 心を許してはならぬ」
っていうのがありますが、まさにそれを地でいく人。

そんなカリグラフィーの同志に感謝ですね。

 

(長くなってますが…笑…)

ところで、『エミリー・ブロンテ全詩集』っていう一冊があります。
20年以上も前から、買おうか買うまいかと優柔不断に迷ってたんですが、先日、アマゾンの中古本のところでポチっとしてゲット。
やっとです(^^;;

2020111201

廃版なので、お値段は定価の「倍」以上になってましたが、初版でしかも保存が良かったのか新刊レベルの状態。
半分ほどはポイントがあったので(だから購入したようなもの?^^;)元値にちょっとプラスして買えたようなものでした。

エミリー・ブロンテといえば『嵐が丘』で有名ですよね。
ブロンテ3姉妹(実際には5女1男)は3人とも文学的に才能があって…
・シャーロットは『ジェーン・エア』
・エミリーは『嵐が丘』
・アンは『アグネス・グレイ』
で、後世に名前を残してます。

が…父のパトリックだけが長命で、母親も子供たちも、病苦と苦悩の中に10代〜30代で夭逝している。
それだけに、文学の才光る3姉妹の作品たちが後世に読み継がれて、今でもイギリス文学に影響を与えているのは、一つの大きな救いなのかもしれないですね。

『嵐が丘』は何度も映画にもなってますが、この詩集の後にでも、また読んでみたいと思います。

 

 

| | コメント (0)

2020年11月 3日 (火)

『箱庭展』御礼

多忙に紛れ、御礼が遅くなりましたことをお詫び申しあげます。

10月の14日(水)から26日(月)までの約2週間、東京・代官山のギャラリーARTSRUSHにて開催されました『箱庭展』。(現在、『ポイズン展』が開催中です)

この素敵な企画展への作品出展のお話をくださったオーナーのマヤさんに、あらためて感謝を申し上げます。

そして、今年のこの「コロナ禍」の状況下にもかかわらず、足を運んでくださった全ての皆様、本当にありがとうございました。

Artsrush-01

お話をいただいたのが、3ヶ月ほど前の7月末。

以来、作品を発送させていただくまでの2ヶ月間は、公私に亘り想定外に忙しく、作品作成に取りかかったのは、発送の2週間ほど前というギリギリでした。

それでも、一舞目のチョウチョを切り始めるまでの期間に、仕事をしながら、あれこれしながら、常に作品構成のブレインストーミングをしていたこともあり、短期間での一極集中で作品制作に向き合うことが出来ました。

それが幸いしてか、技量の稚拙さは別として、自身としては思っていたよりは納得できるものに仕上がったと思っています。

以前から、カリグラフィーと切り絵の掛け合わせをしてみたいという思いは持っていたものの、ついつい日常に埋もれてしまって、カリグラフィーは講師をしているからまだしも、自分の切り絵の世界には、なかなか大きく踏み込んでいくことができませんでした。

そんな中でのオーナーのマヤさんからの「作品は切り絵とカリグラフィーのコラボで」とのお話には、大きな追い風を送っていただいたと思っております。

重ねて、感謝しかありません。

Artsrush-02

工藤の友人の方々も、わざわざ出向いてくださっており、20年来のカリグラフィーの同志が、作品の一つを購入してくださったことも、大きな励みになりました。

ありがとうございました。

複数の作品を出展させていただいたのは、かなり久しぶりになります。
それも、これまでの全ての方々との出会いのご縁があったればこそと思っています。

ゲーテの言葉に…
「恩知らずは、何をやっても成功しない」
という名言がありますが、この言葉の重みを、今回あらためて自身の内へ刻み込んでいる次第です。

今回の貴重な経験を機縁として、ほんとに遅々としたペースではありますが、また一つ、階段を上っていくべく、精進していく所存です。

これまで以上に、叱咤激励・ご指導をいただければ幸甚です。

 

工藤 祐輔



| | コメント (0)

2020年10月31日 (土)

墨文字の世界

あの阪神淡路大震災のあと、神戸から大阪へ移住。
生活環境もなんとか落ち着いてきた頃から今に至るまで、ずっと通い続けている散髪屋さんがあります。

当時、よちよち歩きだったお子さんたちも、もうすっかり成人。
一女一男の息子さんの方は、お父さんの後を継ぐべく、父子で仲良くお店を切り盛りされています。

6月か7月か、ちょっと忘れてしまったんですが、その息子さんと話をしていて、談たまたま「カリグラフィー」と「切り絵」の話題になったんですが、その時、息子さんが、実は書道を習っているということが判明。

師事されている「竹内緑泉先生」は、四條畷在住の書家の方で、作品集も出されているということ。

手持ちの1冊を見せていただきました。

2020103101

子供の頃に、やっておいたらよかったと、つくづく後悔しているのが「書道」…
ま、うちは貧乏でしたので、そんな余裕はなかったんですが、どういうわけか、「文字」を書くのは大好きなので、学校の授業でも、数少ない「書道」の時間は楽しみでしたね。

それが高じて、今はカリグラフィー をしているということなのかもしれません。
(ちなみに、カリグラフィーも、日本語訳は「書道」です)
それでも、「筆文字」の世界は、自分でやるには敷居の高い世界になってしまってます。

そういうこともあってか、機会があれば「書画展」へたまにフラッと顔を出すことがあります。
漢詩・漢文も好きってことも影響しているのかもしれません。
と云っても、その方面に素養があるとかってことではなく、ほんとにシンプルに「好き」ってだけなんですが。

文字のある風景は、それだけで気持ちが和むことが多いですし、「墨文字」の世界は、その場にいると気持ちが落ち着いてきます。
「書作品」集も同じで、見せていただいた竹内緑泉先生の「書作展」集も、目に入る作品たちがス〜っと心に入ってきます。

あれこれ感心していると、息子さんから、その1冊をいただいてしまうことになりました。
ありがとうございます♪

家でも、時たまページをめくりながら、竹内緑泉先生が書かれた作品を眺め入っております。

特にお気に入りの作品をいくつか、こちらにアップさせていただきますね。

2020103102

盛唐の詩人・李白の「送友人」

青山(せいざん)は北郭に横たわり
白水(はくすい)は東城を遶(めぐ)る
此地(このち)一たび別れを為さば
孤蓬(こほう)万里の征(せい)
浮雲(ふうん)游子の意
落日故人の情
手を揮(ふ)り茲(ここ)より去らば
蕭蕭として班馬鳴く

緑の山が町の北側に聳え
白い河が町の東側をめぐって流れている
この地で一度お別れをしてしまったら
旅立つあなたは蓬の種が風に飛ばされるように
    遠くへ行ってしまう
空に浮かぶはぐれ雲は 旅人の心を表しているようだ
沈もうとする夕日は 私の感情を表しているようだ
手を振ってここからあなたが去ろうとしている今
まだら馬までもが寂しそうに鳴いている

2020103104

明代初期の詩人・高青邱の「送呂卿」

遠汀(えんてい)斜日(しゃじつ)思い悠々
花は離觴(りしょう)を払い 柳は舟を払う
江北 江南 芳草(ほうそう)遍(あまね)

君を送って 併(あわ)せ得たり 春を送るの憂い

遠い渚に夕陽が斜めに差し 悠然とした思いが込み上げる
花は別れの杯を払って散り 柳は舟を撫でかすめる
江北でも江南でも そこらじゅうに草が茫々と茂っている
君を送ることで 春の憂をも拭い去ることができた

2020103105

盛唐の詩人・王維の「雑詩」から

君は故郷より来る
応に故郷の事を知るべし
来たる日綺窗(きさう)の前
寒梅花を著けしや未だしや
已(すで)に寒梅の發(ひら)くを見
復(ま)た啼鳥(ていちょう)の声を聞く
愁心春草を視て
玉階(ぎょくかい)に向かって生ぜんことを畏(おそ)る

あなたは(私の)故郷からいらっしゃったので
きっと故郷の事をご存知でしょう
あなたが旅に出られた日に あの人の窓辺に
寒梅はもう 花をつけていたでしょうか
寒梅が昨今咲いたと思ったら
鳥の囀りも聞こえてきました
あなたに逢えぬまま心は愁うばかりで 萌え出た春の草をみて
やがて逢えぬまま階(きざはし)まで生い茂るかと心配なのです

2020103107_20201031222601

ラストは、北原白秋の短歌

 君かへす
   朝の舗石
     さくさくと
  雲よ 林檎の
    香のごとくふれ

君を帰そうと見送っていると、朝の敷石の上に雪が落ちてくる。
雪よ、林檎の香りのように降っておくれ。

ロマンチックですね。
駄句を一つ…

 白秋の
   恋の文目(あやめ)に
    笑み寄せて
  からたちまでも
     匂いぬるかな

 

この竹内緑泉先生とその門下生の方々が、12月半ばに作品展をされるということです。
場所は天王寺。
タイミングを見て、行かせていただこうと思ってます。

 

さて…
今月の読書は4冊で終了。
忙しい限りで、想定通りになってしまいました。
こういうのは、想定に反してほしいですね(^◇^;)
が、来月は、久しぶりに多めに読めそうです。
読書の秋でもあります。
とりま、目指すは7冊かな。

10月もありがとうございました。
来月もよろしくお願いいたします^^

   

| | コメント (0)

2020年10月21日 (水)

アトリエ〈風の家〉へ

先週の土曜日は、カリグラフィー仲間の「まさっぺさん」こと「カリグラファー・柏木正代さん」のアトリエ〈風の家〉へ行ってきました^^

ここでは、工藤は生徒さんになります♪

生憎の雨でしたので、いつも写メっている「エルビス像」の横も素通り。
右手にカバン、左手に傘なので、どっちにしても写メることはできず、ちょっと残念な久しぶりの神戸でした。
来月は、お天気でありますように。

この日は一番乗り。というか、割と一番乗りが多いです^^

122365108_1977667605698181_3365387622739

いつものことながらですが、完全女子会となるまさっぺさんのところのカリ教室。

あ、でも、まさっぺさんのところと云っても、考えてみたら、先ず、カリ教室は女性ばっかりです。
昔々、心斎橋の教室に通ってた時も、ず〜〜〜っと男性はいてなかったですね。

こういうカリグラフィー に限らず、ハンドメイドにしてもそうですが、自分の関わるところって、どこに行っても女子ばかり…^^;
実は、カリの講師資格をいただいてから、長いこと「講師」をしなかったのは、それが理由でもあるんです。
男性が来ることはないので、気恥ずかしいというか…(^◇^;)

それが…4年前にある方に声をかけていただいて始めた出張カリ教室も、細々とながらですが、今、5年目に突入しています。
と、これは、今気づいたことですが。笑
あの一言が無かったら…ですよね。感謝です。

それはそれとして、海外に目を向けてみると、カリグラファーって、割合で言えば男性の方が多いのかも。
でも、日本は大きく真逆で、男性は100人に1人もいてないのではないかな。
タイポグラフィーをされている方とかになると、また違ってくるんでしょうけどね。

気持ちとしては、男性諸氏にもカリグラフィーの楽しみを味わっていただきたいな〜と思います^^

 

さて、1時から始まって4時アラウンドまでのみっちり3時間は、柏木先生のご指導の元、これまで積み重ねて身に染みついてきている「癖」の矯正との、大袈裟に云えば「格闘」でした。

ネットの時代だけあって、ちょっと調べれば、「美しい文字」「美しい書き方をした文字」「美しく見えるように書かれた文字」等々がいくらでも見つかります。

それと、自分の書いたものを見比べてみると、そこに見える「違い」っていうのは、これまでの積み重ねの変更であったり、矯正であったり、解体であったりするものなんですね。

まさっぺさんは、それと真摯に向き合って、ご自身の文字を一旦ぶち壊して新たにアセンブリングをされている。
日々、投稿されている文字を見せていただきながら、カリグラフィーに対するその姿勢に感じ入ることがあって、一昨年から通わせていただくようになった次第。

ギルドの世界では、工藤の方がほんの少し先に籍を置いてたんですが、そういう先輩とか後輩とかってことは、関係ないと思うんです。

「いいものはいい」し、「いいものは、自ら求めていくもの」だと思うし、そこに「立場」とかは関係ない。

そういうベクトルを忘れなければ、「我以外皆我師」っていう吉川英治氏の言葉が「実」をもって生きてくる。
でも、それって、特段、アートの世界だけではなくて、人生そのものにも関わってくるのかもとも思えます。

そんなわけで、周りのみなさんが楽しそうに練習している中、なんか、眉間にしわ寄せて、黙々と文字練習をしてた工藤が、皆さんの流れの腰を折っていたのでは???と、今になって反省してたりしてますねん…(^◇^;)

ま、なんしか、練習します。笑

 

| | コメント (2)

より以前の記事一覧