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2020年10月

2020年10月31日 (土)

墨文字の世界

あの阪神淡路大震災のあと、神戸から大阪へ移住。
生活環境もなんとか落ち着いてきた頃から今に至るまで、ずっと通い続けている散髪屋さんがあります。

当時、よちよち歩きだったお子さんたちも、もうすっかり成人。
一女一男の息子さんの方は、お父さんの後を継ぐべく、父子で仲良くお店を切り盛りされています。

6月か7月か、ちょっと忘れてしまったんですが、その息子さんと話をしていて、談たまたま「カリグラフィー」と「切り絵」の話題になったんですが、その時、息子さんが、実は書道を習っているということが判明。

師事されている「竹内緑泉先生」は、四條畷在住の書家の方で、作品集も出されているということ。

手持ちの1冊を見せていただきました。

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子供の頃に、やっておいたらよかったと、つくづく後悔しているのが「書道」…
ま、うちは貧乏でしたので、そんな余裕はなかったんですが、どういうわけか、「文字」を書くのは大好きなので、学校の授業でも、数少ない「書道」の時間は楽しみでしたね。

それが高じて、今はカリグラフィー をしているということなのかもしれません。
(ちなみに、カリグラフィーも、日本語訳は「書道」です)
それでも、「筆文字」の世界は、自分でやるには敷居の高い世界になってしまってます。

そういうこともあってか、機会があれば「書画展」へたまにフラッと顔を出すことがあります。
漢詩・漢文も好きってことも影響しているのかもしれません。
と云っても、その方面に素養があるとかってことではなく、ほんとにシンプルに「好き」ってだけなんですが。

文字のある風景は、それだけで気持ちが和むことが多いですし、「墨文字」の世界は、その場にいると気持ちが落ち着いてきます。
「書作品」集も同じで、見せていただいた竹内緑泉先生の「書作展」集も、目に入る作品たちがス〜っと心に入ってきます。

あれこれ感心していると、息子さんから、その1冊をいただいてしまうことになりました。
ありがとうございます♪

家でも、時たまページをめくりながら、竹内緑泉先生が書かれた作品を眺め入っております。

特にお気に入りの作品をいくつか、こちらにアップさせていただきますね。

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盛唐の詩人・李白の「送友人」

青山(せいざん)は北郭に横たわり
白水(はくすい)は東城を遶(めぐ)る
此地(このち)一たび別れを為さば
孤蓬(こほう)万里の征(せい)
浮雲(ふうん)游子の意
落日故人の情
手を揮(ふ)り茲(ここ)より去らば
蕭蕭として班馬鳴く

緑の山が町の北側に聳え
白い河が町の東側をめぐって流れている
この地で一度お別れをしてしまったら
旅立つあなたは蓬の種が風に飛ばされるように
    遠くへ行ってしまう
空に浮かぶはぐれ雲は 旅人の心を表しているようだ
沈もうとする夕日は 私の感情を表しているようだ
手を振ってここからあなたが去ろうとしている今
まだら馬までもが寂しそうに鳴いている

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明代初期の詩人・高青邱の「送呂卿」

遠汀(えんてい)斜日(しゃじつ)思い悠々
花は離觴(りしょう)を払い 柳は舟を払う
江北 江南 芳草(ほうそう)遍(あまね)

君を送って 併(あわ)せ得たり 春を送るの憂い

遠い渚に夕陽が斜めに差し 悠然とした思いが込み上げる
花は別れの杯を払って散り 柳は舟を撫でかすめる
江北でも江南でも そこらじゅうに草が茫々と茂っている
君を送ることで 春の憂をも拭い去ることができた

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盛唐の詩人・王維の「雑詩」から

君は故郷より来る
応に故郷の事を知るべし
来たる日綺窗(きさう)の前
寒梅花を著けしや未だしや
已(すで)に寒梅の發(ひら)くを見
復(ま)た啼鳥(ていちょう)の声を聞く
愁心春草を視て
玉階(ぎょくかい)に向かって生ぜんことを畏(おそ)る

あなたは(私の)故郷からいらっしゃったので
きっと故郷の事をご存知でしょう
あなたが旅に出られた日に あの人の窓辺に
寒梅はもう 花をつけていたでしょうか
寒梅が昨今咲いたと思ったら
鳥の囀りも聞こえてきました
あなたに逢えぬまま心は愁うばかりで 萌え出た春の草をみて
やがて逢えぬまま階(きざはし)まで生い茂るかと心配なのです

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ラストは、北原白秋の短歌

 君かへす
   朝の舗石
     さくさくと
  雲よ 林檎の
    香のごとくふれ

君を帰そうと見送っていると、朝の敷石の上に雪が落ちてくる。
雪よ、林檎の香りのように降っておくれ。

ロマンチックですね。
駄句を一つ…

 白秋の
   恋の文目(あやめ)に
    笑み寄せて
  からたちまでも
     匂いぬるかな

 

この竹内緑泉先生とその門下生の方々が、12月半ばに作品展をされるということです。
場所は天王寺。
タイミングを見て、行かせていただこうと思ってます。

 

さて…
今月の読書は4冊で終了。
忙しい限りで、想定通りになってしまいました。
こういうのは、想定に反してほしいですね(^◇^;)
が、来月は、久しぶりに多めに読めそうです。
読書の秋でもあります。
とりま、目指すは7冊かな。

10月もありがとうございました。
来月もよろしくお願いいたします^^

   

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2020年10月28日 (水)

味な大富

今日は完全オフで、会社にも行くことないめずらしい(笑)一日でした。

インスタでの情報で、奈良は斑鳩の「味な大富」さんが、大東の住道に来られるとのことでしたので、開店タイムに合わせて行ってきました。
注文は先に済ませておいて、取置きです^^

「大富」さんのご夫婦とは、もうかれこれ7年くらいのお付き合いでしょうか。
ご夫婦ともに苦労人で、その苦労を足場として基礎にして、夫唱婦随で築き上げてきた人生がにじみ出ているお二人。
どんなに大変でも、ご夫婦で笑い飛ばして乗り越えて来られてます。

ご主人は、多くの人たちから「おとうちゃん」と呼ばれて親しまれ、おかあちゃんの多恵さんは、手先が器用な、実はアーティストさんでもあり「女将の手仕事」として名を馳せておられます^^

ちなみに、Instagramのアカウントは…

 味な大富…@ajinadaitomi  
 女将の手仕事…@okaminoteshigoto

 

さて…
お二人にお会いするのは、何年ぶり?^^;
3年ぶりなのか4年ぶりなのか、双方ともに忘れてしまうくらいの長い期間、お会いしてませんでした。

実は先日、多恵さんは緊急入院・緊急手術をされたところ。
が、一昨日のやり取りで、「ある意味更に、バージョンアップしてるかも」と云われてまして…

その元気な姿がこちら。

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左から、おとうちゃん、多恵さん、娘さん♪
vサインまでして、歓談中もずっとみんなで笑っぱなしでした。
(娘さんは「この人、何者なんやろ?」と思ってはったかもですが・笑)

そう。
このお二人と居てると、ものすごく元気をいただけます。
ほんとに、これまでの来し方全部が生きて生かしてはるな〜って思うのです。

尊敬する先輩がかつて云われてました。
「僕は、人を惨めな気持ちにする人間が大嫌いや」って。
おとうちゃんと多恵さんは、その対極に居てはるお二人やとしみじみ思いました。

 

で…今回は、
・炙り鯖棒寿司一本
・お試しセット(いろいろアソート)
・鉄火巻き二本

を購入させていただいたんですが、この4点のうち3点は、すぐにお裾分けしてしまったので、工藤は炙り鯖寿司だけを持ち帰り…(^^;

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↑ お皿にはまだ2切れ載せれてません。

見た目、これなら1本半いけるかな〜と思ってたんです。
でも、この1本でお腹いっぱいで、まだ満足感たっぷりです。

斑鳩のお店の方には3回ほど食べにいかせていただいたんですが、棒寿司はまだ食べたことありませんでした。
満足しております♪

大東の住道には、「ズンチャッチャ夜市」として、毎月最終の水曜日に来られてます。
気になる方でお近くの方は是非♪

 

おとうちゃん、多恵さん、今日は楽しい時間をありがとうございました。
娘さんも、お疲れ様です^^

またお会いできる日を楽しみしてますね。

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2020年10月25日 (日)

カリグラフィー教室@Kアトリエ

ちょうど1週間前の日曜日は、日本リボンローズ協会のKアトリエにてカリグラフィー教室でした。

16日の金曜日は伊丹で初のカリ教室。
17日の土曜日は神戸の《風の家》にてのカリ教室へ参加=工藤は生徒で。
で、18日の日曜日が、このKアトリエ。

この3連ちゃんのカリ教室は、なかなかハードでした(^◇^;)

とにかく今は爆睡したいんですが、それもままならぬ状況です。
なので、頭も回ってない…
昨日の夜、やっとちょっとだけゆっくりできたかもですが、どこまでも「かも」です。笑

そのうち、爆睡できる日も来るでしょう…ということにしておきます。笑

 

Kアトリエのカリ教室は、カッパープレート体の3回目。

xハイトが9ミリの幅で書いてもらっております…
9ミリは、そこそこしんどいんですよね。
自分も、テキスト作成の際に、当然のことながら9ミリのxハイトで書きましたが、辛い部分がありました。
でも、ここからの…xハイト6ミリ、5ミリへの移行は、きっと「あれ?」っていう思いを持たれるのではないかと思ってます。
もちろん、いい意味でね。
ベースさえしっかり練習しておけば、ニブの動きがやさしくなるかと思うのです。

次回から楽しみです。
実際の次回は、カッパーはちょっと離れてしまいますが。^^;

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↑ いつもの4名さま。

あやのちゃんママは、立って書く方がイイということで、立たれてます。^^;
あ、でも、工藤もたまにやりますよ、この書き方。
お勧めはしませんが、一度やってみる価値はあります。

で、あやのちゃんはどうしているかというと…

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K先生こと河村先生が設定してくれはった「おかあさんといっしょ」に夢中です。
仁王立ち。笑

途中、「あやのちゃんも、書いてみる?」と声をかけると…

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↑ こんな感じで頑張って書いてはりましたよ^^

4名の皆さまは、アルファベット小文字をラストの「z」まで書いて、最後に例の、

「a quick blown fox jumps over the lazy dog.」

に挑んでいただきました。
(カリグラフィーをされる方はご存知なんですが、この一文、アルファベットが全部入ってるんです)

お疲れ様でした^^

 

で、Nさんが、以前書いてた作品の実物を持ってきてくれはったので、こちらに。

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文字が丁寧で。
紫陽花さんも、工夫しながら頑張って描きあげておられます。
淡い色使いが、ちょうど「梅雨」の季節に合いますよね。
来年の梅雨時に、部屋の一番イイところに飾ってあげてくださいね。

 

夜はそこそこ冷えるようになりました。
まだエアコンが必要なところまではいきませんが、工藤は寒がりなので、スウェットの上にジャンバー着てます。
インフルの季節も到来します。

ともかく、みなさま、お体大切に。


 

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2020年10月23日 (金)

代官山 ARTSRUSH 『箱庭展』 作品その三

代官山 ARTSRUSH 企画展 no.352 『箱庭展』への出展作品の三つ目、ラストになります。

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順番的にいうと、今回切った3舞のチョウチョの中で、一番最初に切れたのがこれでした。

名付けの友からは、見た瞬間に「LOVE」て返信がきたので、ちょっと考えて、名前は《hug me》にしました^^

そういえばになりますが…「ハグミー」といえば、楽器を持たないパンクバンドBiSHの最初のメンバーにこの名前の方がいてましたね♪
BiSHは大好きなので、よくYouTube で聴き流しをしたりしてます。

それはそれとして、これに合わせるカリグラフィーをどうするか。

『箱庭展』ていうことなので「庭」に関する詩を3つほどピックアップしてたのは前に書きましたが、このチョウチョについては、額は縦長にすることに決めてましたので、それなら…ということで、Andrew Marvelle の『The Garden』をセレクト。

9連からなる『The Garden』から、第5連と第6連を書くことに。
書体は、最初はイタリック体にしようかと思ったものの、なんとなくしっくりこないような気がしたので、カロリンジャン体でレイアウトも考えつつ、一度下書き練習をしてみました。

感じよく書けたのと、レイアウト的にも良かったので、すぐに清書。
黒インクにパールゴールドのガッシュを少し混ぜて書いたので、近目で見ると、ほんの少しだけですがキラキラしてます^^

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文章的には長いです。
これ、どこで失敗しても当然やり直しになるんですが、時間的にそんな余裕は一切なかったので、超緊張しながら、何度も何度も文字確認をしつつペンを進ませた次第です。
よく失敗しなかったものです…^^;

 

What wondrous life is this I lead!
Ripe apples drop about my head;
The luscious clusters of the vine
Upon my mouth do crush their wine;
The nectarine and curious peach
Into my hands themselves do reach;
Stumbling on melons as I pass,
Insnared with flowers, I fall on grass.

Meanwhile the mind, from pleasure less,
Withdraws into its happiness:
The mind, that ocean where each kind
Does straight its own resemblance find;
Yet it creates, transcending these,
Far other worlds, and other seas;
Annihilating all that's made
To a green thought in a green shade.

まさに最高、ここでのくらしは!
熟れた林檎が上から落ちてきてくれる。
房をなして輝く葡萄が
口にワインを注いでくれる。
椿桃や他のおいしい桃が
ぼくの手に向かって手をのばす。
つまづけばそこにはメロン、
花の罠にかかって転べばそこは草のベッド。

一方心は、低次なからだの喜びから
隠遁し、より高次な幸せに浸る。
心とは海、この世のすべてのものの
像が宿る、そんな海。
むしろ心はつくる、それらを超える
別の世界を、別の海を。
この世のすべてのものは消え、
緑の木陰で緑の想いと化していく。

 

で、これと hug me を合わせたのが…

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前の二つと比べて、自分の写メの仕方が悪かったのか、写真写りはよくありません…_| ̄|○

でも、個人的にはこれが一番のお気に入りかもですね。
カロリンジャン体がめちゃくちゃ好きってこともあるかもしれません。

部屋に飾りたい…笑笑

 

『箱庭展』は26日までです^^

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2020年10月21日 (水)

アトリエ〈風の家〉へ

先週の土曜日は、カリグラフィー仲間の「まさっぺさん」こと「カリグラファー・柏木正代さん」のアトリエ〈風の家〉へ行ってきました^^

ここでは、工藤は生徒さんになります♪

生憎の雨でしたので、いつも写メっている「エルビス像」の横も素通り。
右手にカバン、左手に傘なので、どっちにしても写メることはできず、ちょっと残念な久しぶりの神戸でした。
来月は、お天気でありますように。

この日は一番乗り。というか、割と一番乗りが多いです^^

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いつものことながらですが、完全女子会となるまさっぺさんのところのカリ教室。

あ、でも、まさっぺさんのところと云っても、考えてみたら、先ず、カリ教室は女性ばっかりです。
昔々、心斎橋の教室に通ってた時も、ず〜〜〜っと男性はいてなかったですね。

こういうカリグラフィー に限らず、ハンドメイドにしてもそうですが、自分の関わるところって、どこに行っても女子ばかり…^^;
実は、カリの講師資格をいただいてから、長いこと「講師」をしなかったのは、それが理由でもあるんです。
男性が来ることはないので、気恥ずかしいというか…(^◇^;)

それが…4年前にある方に声をかけていただいて始めた出張カリ教室も、細々とながらですが、今、5年目に突入しています。
と、これは、今気づいたことですが。笑
あの一言が無かったら…ですよね。感謝です。

それはそれとして、海外に目を向けてみると、カリグラファーって、割合で言えば男性の方が多いのかも。
でも、日本は大きく真逆で、男性は100人に1人もいてないのではないかな。
タイポグラフィーをされている方とかになると、また違ってくるんでしょうけどね。

気持ちとしては、男性諸氏にもカリグラフィーの楽しみを味わっていただきたいな〜と思います^^

 

さて、1時から始まって4時アラウンドまでのみっちり3時間は、柏木先生のご指導の元、これまで積み重ねて身に染みついてきている「癖」の矯正との、大袈裟に云えば「格闘」でした。

ネットの時代だけあって、ちょっと調べれば、「美しい文字」「美しい書き方をした文字」「美しく見えるように書かれた文字」等々がいくらでも見つかります。

それと、自分の書いたものを見比べてみると、そこに見える「違い」っていうのは、これまでの積み重ねの変更であったり、矯正であったり、解体であったりするものなんですね。

まさっぺさんは、それと真摯に向き合って、ご自身の文字を一旦ぶち壊して新たにアセンブリングをされている。
日々、投稿されている文字を見せていただきながら、カリグラフィーに対するその姿勢に感じ入ることがあって、一昨年から通わせていただくようになった次第。

ギルドの世界では、工藤の方がほんの少し先に籍を置いてたんですが、そういう先輩とか後輩とかってことは、関係ないと思うんです。

「いいものはいい」し、「いいものは、自ら求めていくもの」だと思うし、そこに「立場」とかは関係ない。

そういうベクトルを忘れなければ、「我以外皆我師」っていう吉川英治氏の言葉が「実」をもって生きてくる。
でも、それって、特段、アートの世界だけではなくて、人生そのものにも関わってくるのかもとも思えます。

そんなわけで、周りのみなさんが楽しそうに練習している中、なんか、眉間にしわ寄せて、黙々と文字練習をしてた工藤が、皆さんの流れの腰を折っていたのでは???と、今になって反省してたりしてますねん…(^◇^;)

ま、なんしか、練習します。笑

 

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2020年10月19日 (月)

代官山 ARTSRUSH 『箱庭展』 作品その二

東京・代官山ARTSRUSHでの企画展 vol.352 『箱庭展』の会期も、半分となりました。

ちょっと日が空いてしまいましたが、出展作品の2つめをアップさせていただきますね。

まずは、切り絵チョウチョから。

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名前は、” bail apasionado " 英語で云うと、” passionate dancing "
あ、これ、スペイン語です^^

このチョウチョ…
他の2舞より難産でした。
時間で云うと、1.5倍ほどかかったかと。

広げてみないとわからないと云うのが難点といえば難点なんですが、いろいろと不安を抱きつつも、思ってたよりはイイ雰囲気に切り上がったかと思います。

これも、名付けの友に見てもらうと…

・見てて立体的
・フラメンコみたいなダンス
・炎舞
・passionate dance

ということでした。
話すことも読むことも当然できませんが、自分、スペイン語が好きなので、それで、「bail apasionado」としてみました^^

 

これに合わせる「詩」をどうするか…
今回の展示用に、3つほどは候補に挙げてたのがあったんですね。
で、最終、そこから選んだのが…

Wiliam Wordsworth の『The Daffodils』でした。

一応、dancing でもあるので、軽快感を出したくて、用紙の色とガッシュの色をソフトなものにして、書体はカッパープレート体に。

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慣れないことをしてしまいました。
なので、これがイイ方向に出たのかその逆なのかは、自分では判断付きかねますが、とにかく、合わせてみたのが「↓」です。

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額はA4サイズ。

ちなみに、この「詩」のなかに、「dancing」という単語が入ってました。
これは、後で判明したことながら、なんとなくリンクしている感じで、うれしかったです^^

 

 The Daffodils

I wander'd lonely as a cloud
That floats on high o'er vales and hills,
When all at once I saw a crowd,
A host of golden daffodils,
Beside the lake, beneath the trees
Fluttering and dancing in the breeze.

 水仙

谷を越え山を越えて空高く流れてゆく
白い一片の雲のように、私は独り悄然としてさまよってきた。
すると、全く突如として、眼の前に花の群れが、現われた。
湖の岸辺に沿い、樹々の緑に映え、そよ風に
吹かれながら、ゆらゆらと揺れ動き、躍っていたのだ。

(岩波文庫 『イギリス名詩選』

 

東京・代官山 ARTSRUSH 『箱庭展』は、26日までです^^

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2020年10月16日 (金)

伊丹で「カリグラフィー教室」スタート

4年ほど前、工藤が出張カリグラフィー教室を始めさせていただいた時、伊丹から大東の住道の会場まで、体験レッスンに参加してくださった方がいました。
この時と、少し間を空けて2回レッスンを受けられた後、お子さんの出産のこともあり中断。

あれから3年ほど経っているんですが、今回、その方が主宰する、「伊丹市の心ほっこりサロン Tonttu fleur」(伊丹市で子育てママ向けのイベントの主宰)の活動の一つとして、工藤に声をかけてくださいました。

何から何まで設定していただき今日の日を迎えたわけですが、やりとりしてて思ったのは、ともかく聡明な方ということ。
絵本のサロンもされているだけあって、つまりは、絵本の読み聞かせをされているんですが、それだけに「声」もいい。

「声」ってとても大切です^^
めちゃくちゃ姿勢のいい剣道女子でもあります。

その阪上まゆりさんが募ってくださった2名の方々と共に、今日は、会場である伊丹市神津交流センターにて、カリグラフィー体験レッスンをさせていただいた次第です。

心地よくソーシャルディスタンスを取れる明るく広い空間でのカリレッスンでしたが、文字を書けば息が止まるし、力が入って肩が凝る…(^◇^;)
カリグラフィーって、見た目だけだと華やかに見えるんですが、結構地味な作業です。

普通とは違うペンで、普通ではしない書き方で文字を書いていく。
でも、「普通ではない」って「異常」ってことではないですからね^^

何度やっても出来ない…って思ってても、ちょっとしたことで「出来た!」ってなる。
今日も、そんな光景が少しですがありました^^
黙々と慣れないペンを持って、「ペン先は45度で」「傾斜を忘れないで」「ラインは平行ですよ〜」と、何度も同じことを云われる中、「あ! 書けた!」ってなった瞬間は、実は工藤も嬉しかったりするんです♪

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途中、休憩を挟んでの2時間ほどの時間は、ちょっと大変だったかもしれません。
おまけにラストには、ご自身の名前をピンクのカードに、いきなり本番で書いていただきました。
でも、みなさん、がんばって書いておられましたよ。

終了後、主宰のまゆりさんが、資格まで取られたという「読み聞かせ」で、『魔法のハッピーハロウィン』という絵本を読んでくださいました。
大人向けの読み聞かせです♪
読み終わってからの語りがまた何とも秀逸で…

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工藤も学ぶことがいっぱいあった充実の時間となりましたよ。
感謝です。

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↑ ハロウィンのチョコまでいただいてしまいました♪
 重ねて、ありがとうございます☆☆☆

こちらでのカリグラフィー教室は、毎月第三金曜日となります。

お問い合わせは… ← こちらまで。

尚、レッスン内容等についてのお問い合わせは、工藤まで。
mail : mystic.tempo★gmail.com (お手数ですが、★を@に変更してくださいね)

 

さて…連続出社日数が、もうすぐ1ヶ月になりそうな工藤…笑
どうしたものか…
でも、とにかくここは乗り切るしかないので、やり遂げます。
伊丹から帰ってきて、まずはランチを久しぶりに以前バイトをしてたギンカさんで。

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もう…めっちゃ美味しかった明太子スパ大盛り。
何ヶ月ぶりのことか。

それと、以前ここのスタッフで一緒だったNさんが、自家製の「栗の渋皮煮」を持ってきてくれてあったのをお裾分けで一つ。

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結構大きい栗です。
こういう美味しいものを口にすると、なんか、いろんな嫌なことも飛んでしまいますね^^

で、お腹もいっぱいになって会社に繰り出してきました。

と…今日は会議があったこともあり、東京から常務が来てはりまして、
「クドちゃん、ちょっと話がある」
と応接室に呼び出され、何かと思うと所属替の件。
仕事内容なほぼ変わりませんが、業務部から事業本部への移動。
特に問題はありませんが、なぜ?(^◇^;) ま、いいですけど。

そのまま常務と種々懇談をしてて、カリグラフィーの話に。
すると、東京の女子社員さんの一人が24日に結婚式だそうで、「名前入れて、Happy Wedding 書いてくれんか?」ときまして、オーダーをお受けしてきました。
云ってみれば内輪のことなので、代金は額と送料の実費だけとさせていただいたんですが、日がない…(^^;;

正面突破で「なにしかやると」で頑張ります。

そして、明日は神戸の《風の家》にてカリグラフィーレッスンです。
工藤は生徒さんです^^
ほんとは爆睡したいです…^^;

そやけど、しっかりがんばってきま〜す。

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2020年10月14日 (水)

代官山 ARTSRUSH 『箱庭展』 作品その一

今日からスタートしました。

東京・代官山のギャラリー ARTSRUSH での 企画展 vol.352『箱庭展』

工藤は、「カリグラフィー × 切り絵」で、作品を3点出展させていただきました。
2〜3日おきくらいに、一点づつ、こちらとアメブロの方にアップさせていただこうと思っています。

さて、今日は一つめ。

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名前は…wisdom 英知

今回も、工藤のチョウチョの「名付けの右腕」といっていい方に、いつものように、直感で名前を付けてもらいました^^

工藤の切り絵、特にチョウチョに関しては…ってことになりますが、外周枠を描いて、紙を二つ折り。
その後、翅の中に2〜3本のラインを引いて、あとは模様を少しずつ描きながら切っていく感じになります。
下絵を完成させてから切るっていうことは、ほとんどしてません。
そういうわけなので、広げてみないと、どんな雰囲気になっているのか、当人がよくわかってません。
こんなんでいいのかな〜とは思ったりすることもありますが、まぁ、なんとか仕上がっていますので。^^;

掛かった時間は、4時間弱かな。

 

そして、カリグラフィーの方は…

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No coward soul is mine,
no trembler in the world's storm-troubled sphere :

私の魂は怯懦ではない、
この世に吹きすさぶ嵐に戦くような、そんな魂ではない。

イギリスの詩人・小説家 Emily Brontë (エミリー・ブロンテ)の詩。

エミリー・ブロンテは、あの有名なブロンテ三姉妹の次女。
『嵐が丘』の作者といえば、ご存知の方も多いと思います。
この詩は、エミリーの最後の詩と云われているもの。といっても、いわゆる「辞世の詩」とかではないようです。
激しいですよね…
この激しさが好きで、これまでも何回もこの詩をカリで書いてきました。

岩波文庫の『イギリス名詩選』の中の解説によると…
「正統的な信仰や心情を示唆する表現と背中合わせにそれを超えて自分自身の信念を叫ぼうとしている」とあります。

うむ…なるほど…

これをイタリック体にて円形で書いていくってことは、最初から決めてました。
額の大きさが決まっているので、円の直径とか、xハイトの幅とか、さて…どうしたものかと思いつつも、先ずは適当にコンパスで円を書いてみました。
そこに、スピードボールのC4仕様で xハイトを決めて下書き練習をしてみると、ちょうどいい按配になっていて。^^

で、チョウチョとこれを合わせてボックスフレームに入れたのが…

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思ってたよりもしっくりきてて、色合わせもグッドかな〜と思ってます。

こういう色合わせ、実は得意…というところまではいきませんが、かなり好きです。

今回は、額の雰囲気・色、チョウチョの色、カリグラフィーの用紙の色、それと文字の色。
この組合わせ・掛け合わせで、この詩の雰囲気をバックアップできたらっと思っての配色。
なんとか及第点はもらえるかな〜って思います。


今回、カリグラフィーと切り絵で自己完結コラボにしたのは、実は、ARTSRUSHのオーナーのマヤさんからのリクエストがあったからなんです。
気に入っていただけたかな〜

 

『箱庭展』 26日までです。

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2020年10月11日 (日)

モレスキン回帰

今は、10月始まりとか、7月始まりとかっていう「来年の」スケジュール帳が半数以上?

なので、自分も毎年9月くらいから、ネット検索でウロウロしながら、来年用のスケジュール帳を物色するのが習慣みたいになってます。

3年前?(かな?)くらいまで、モレスキンを使ってたんですが、ちょっと他のはどんな感じなんやろと思って、梅田に出ては大きな書店とか文具店、それからハンズやらロフトやらを覗いたりしてました。

2020年のは、いわゆる「人気のあるスケジュール帳」というのを購入。
が、これ、「手帳使い」と云われるような人にとってはかなり重宝ものと巷間云われているものなんですが、結局、自分には使い勝手が悪くて、途中から半ば投げやりに使ってきてました。笑

最終、落ち着いたのは、詰まるところ「モレスキン」。

モレスキンでも、限定版「星の王子さま」仕様。
これでないと使う気になりません。

今年も残り3ヶ月ちょっとという9月に、2020年のモレスキンを購入。
で、少しだけ間を置いて、2021年のをゲット。

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右のが2020年で、左が20201年。

モレスキンは、1月1日からのスタートになります。
7月始まりってのもあって、当初はそれにしようかとも思ったんですが、2020年のが気に入ってしまい、2冊購入となりました…^^;

工藤が使うのは、1日1ページのもの。
結構書くことが多いんです。
なので、当初使ってた某手帳の見開き1週間というのは、かなりストレス強くて…(^◇^;)

そういうことなので、手元に届いた瞬間から、モレスキンを使って、元のはもう放置してます。

で…

変わってるね〜と云われるんですが、工藤はもう1冊、別のスケジュール帳を使ってます。

こちらは10月始まりの見開き1ヶ月のもの。

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またかい! と云われそうですが、こちらも「星の王子さま」

とにかく好きなんですよね、これが☆☆☆

そしてもう一つ。笑

基本的な予定は、スマホでGoogle Calrendar を使ってます。
予定変更とか追加とか、その場で即登録できるので重宝してます。

ということで、モレスキン回帰ということになってしまいました。

まだまだ、難しい日々は続きそうですが、年末には少しでも笑顔を浮かべて、2021年へ飛び込みたいと思ってます。

こんなことで負けたくありませんからね。

ともどもに。

 

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2020年10月10日 (土)

代官山 ARTSRUSH 『箱庭展』のお知らせ

東京・代官山にあるギャラリー・ARTSRUSHの企画展 vol.352『箱庭展』が、来たる10月14日の水曜から始まります。

実は、この『箱庭展』に工藤も作品を出展させていただくこととなりました。

7月の下旬だったかに、オーナーのマヤさんから連絡をいただき、本日、作品3点を発送してきたところです。

ARTRUSHと云えば、2013年と2014年の3月に、グループで作品を出させていただいたことがあります。
初めて出した2013年の時は、一点ものだったんですが、お嫁入りとなり、初出展でのことでしたので、かなり嬉しかったことを覚えています。

それはそれとして、今回はピンでの参加。

このような機会を作ってくださった、オーナーのマヤさんに、この場をお借りして、あらためて感謝申し上げます。

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参加作家は…

・陶芸の須藤忠隆さん
・絵画の藤沢芳子さん
・彫金の長谷川藍さん
・点描画のNorikoさん
・造形の草薙能子さん
・アラビア書道&絵画の野谷美佐緒さん
そして、カリグラフィー&切り絵で工藤祐輔。

文字を書く身としては、アラビア書道の方が気になりますね〜 ^^

ただ、こういう状況時でもあり、東京へ行けないのと、皆さんに「是非」にと云えないのが苦しいところ。
が、お近くにお越しの際に、チラッとでも覗いていただければ、嬉しく思います。

工藤出展の3作品については、14日以降で、日をおいてアップさせていただきますね。

マヤさんにお会いして、ワインで乾杯したいな〜

 

ARTSRUSH 企画展 vol.352 『箱庭展』

会期 : 2020年10月14日(水)〜26日(月) 火曜は定休日
時間 : AM 10:00 〜 18:00
住所 : 〒150-0021 渋谷区恵比寿西 2-14-10-103
url     : www.artsrush.jp

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