『カミーユ・ピサロと印象派』展。。。
先週は結構走りました。
13日の水曜日に、神戸は北野でやっていた『Inter-Action 手書き文字だから』展に行ったのですが、そのあと、そのまま阪神電車で岩屋に移動。兵庫県立美術館で開催中の『カミーユ・ピサロと印象派』展も鑑賞してきました。
どちらかといえば、印象派は好きなカテゴリーではなく、ピサロのことも大して知っているわけでもなく…だったものの、結果的に行ってきて良かったです。
特に知識もないですし、数を観てきたわけでもありません。
でも、順路を進むにつれて、ピサロの画の変わりゆく様に何かしら、気持ちが高ぶってくるものがありました。
とことん真摯に絵が好きやったんやな~っていうそれです。
解釈がどうとかっていうのは、正直わかりません。門外漢でもあるし。
ただ、イイものはイイって云える・思える自分ではありたいと思います^^
自分もカリグラフィーを何とかかんとか、中断はしょっちゅうあるものの続けられてきてますが、それもやっぱり「カリグラフィーー」自体が好きやからってことが一番。(と、比べる次元が恐れ多くも全く違いますが・・・^^; )
鬱で苦しんでた時に癒された恩がありますし。
印象派といえば、自分はセザンヌがものすごく好きです。
故郷エクスの一画家として、死ぬ間際まで絵筆を離すことは無かった、ある意味不遇の画家。
名声を得たのも逝去後。
ピサロとは対照的かな。
第1回の印象派展に出展した作品につけられた新聞評は、「錯乱によって動かされて描く狂人の絵」
3年後の展覧会では、「狂人が狂人を描いたような絵」
ケチョンケチョンです。
きっと想像を絶するような失意の中にあったであろうセザンヌの、それでも絵筆を取り続けて逝いたその執念が好きです。
その執念があったればこそ、セザンヌの影響を受けた後進のピカソたち、立体派と呼ばれた画家たちが脚光を浴びたのは歴史の事実。
などということも、思い出させてくれた『ピサロ』展でした^^
この日は、この後、歩いて15分ほどの実家へ。
母亡きあと、寂しいやろうに健気に頑張っている父親の様子を見に行ってきました。
そうめんを用意してくれていて、なんか申し訳なかったな。
すごく美味しかったです。
ありがとう。
食後、今年の3月に、自分が素材を提供して出来たカレンダーを、母親の写真の前に置いてきました。
(カレンダーは、須川さん勤務の芳川紙業さんのもので、明晃印刷の高崎さんが作成したものです)
関係者の皆さまに感謝です。
母親も喜んでくれていると思います。
で、実家の後は、再び歩いて10分ほどの弟の家へ。
ちょっと病んでいます。
3月まで同じ会社で働いてましたが退職し、現在療養中。
現状を聞きつつ、励ましつつ。
何かと怨嫉が多いヤツなので、どんなことにも感謝を忘れるなよと伝えて帰路に。
こう云う時は真っ直ぐ帰らないもので(^_^;)
梅田・・・ヨドバシカメラ・・・ジュンク堂書店・・・家・・・と、歩きまわった一日となりました。
くたくた^^;
『カミーユ・ピサロと印象派』展。。。
6月6日(水)~8gつ19日(日)
於)兵庫県立美術館
詳しくは・・・☆ ← ここをクリック^^
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